4月には市長選が行われるということもあるが、最近の多摩市の現状を見てみると市民の政治不信が高まってきている。
市議会は市長提出の予算案を否決したり、決算を不認定するなどと政局の不安が続いているのだ。
既に議会の会派や政党は液状化現象を起こしてしまっているので、これらの問題に的確な対応が出来ないでいる。自由民主会派も4議席となり、民主も2議席で党が政治とカネの問題で苦境に立たされている。その他の会派、政党も過半数に達せず、もはやこのような政党の上に基盤を置くことの出来ない状況になっている。当面する市長選に当っても、政党が主導権を以って候補を擁立することが出来なくなっている。
また地域組織や人々の価値観にも金属疲労が起きている。
戦後教育に於いて、個人が尊重されるようになったからだろうか、規律のない社会や街が作られるようになってきたようだ。極端に個人のみが尊重されると、人は刹那的な喜びに走ったり、周囲に対し不信感や猜疑心を持つようになり、犯罪が多発する社会が出現することがあるという。
新しい多摩の街は生活をしていく上で至れり尽くせりの街が出来たものの将来に希望が持てないという声も聞こえる。将に政治不在の街になろうとしている。
今最も深刻な問題となっているのが少子化の問題である。人口が減り続ける街に発展は望むべくもなく、政府は子供手当を支給することを決めたがどれだけの効果を出せるのか。このまま人口の減少が続くとすれば日本の人口は、3500年には一人しか存在しないという予測がある。少子化の問題は考えれば考えるほど深刻な問題である。
子どもを産まない夫婦にその理由を聞くと、少数だが「子どもを産むと自分たちの使うお金が減り楽しむ時間が少なくなる」という。しかし子どものいない夫婦で圧倒的に多いのは「将来が不安で…」という理由。
子育ての支援を得られるなら、仕事をやめず、安心して子を産み、楽しんで子育てできる人はきっと多いはず。行政は子育てを支援する体制を充実させてほしい。子どもが産まれなくなった街はやがて消えていく。そんな街にしないためにも地域政治を考えよう。 100201号掲載
多摩ニュータウンタイムズ人気記事ランキング ベスト5
~ 多摩ニュータウンタイムズ最新記事 ~
筆舌 地域政治の季節を迎えて 横倉舜三
弁護士会館開設記念行事
昨年4月、東京地方家庭裁判所立川支部の移転に伴い、弁護士会多摩支部は、多摩地区の活動拠点である支部会館を裁判所最寄のアーバス立川高松駅前ビル2階に開設した。開設記念行事として市民法律講座を開く(無料)。テーマは「結婚・離婚 いまむかし そしてこれから」。2部では無料法律相談を開催する。日時は3月13日(土)13時~17時、2部は14時40分から。問合わせ・予約は℡042(548)3800まで。 100201号掲載
大規模なネットワーク計画裏付け 「戦車道路」の用地買収資料見つかる
第二次世界大戦末期に旧陸軍が東京都町田市と八王子市の市境の尾根に造成した「戦車道路」が、現在の多摩ニュータウン中心部(多摩市)にまで広がる総延長約30㌔の道路ネットワーク計画だったことを具体的に示す資料が、このほど国立公文書館アジア歴史資料センターで見つかった。戦局の悪化で都心から郊外へと進めた軍事施設の移転・建設の過程を知る貴重な手掛かりとなりそうだ。戦車道路は1943(昭和18)年、相模陸軍造兵廠(相模原市、現米軍相模総合補給廠)で製造された戦車など戦闘車両の走行テスト用に造られた未舗装の道路。45年の敗戦で実際にはほとんど使われなかった。現在は町田市などが全長約8㌔の遊歩道「尾根緑道」として整備、桜の名所として知られている。
資料は、防衛省防衛研究所が所蔵する旧陸軍関係書類を同センターが画像にしてホームページで公開したもので、「土地買収に関する件」などと題し、土地の利用状況や買収経過、価格決定の手続きのほか、全体ルート図、買収地一覧表などで計約300㌻ある。
資料によると「戦車類運行試験場」と呼ばれた計画は、多摩丘陵の八王子、町田、多摩の3市域にまたがる東西約6㌔、南北約5㌔の地域を周回する道路と、南北に連絡する2本の道路が中央(多摩市唐木田付近)で交差するよう配置。現在の尾根緑道は周回道路の一部であり、残りの大部分の区間は用地買収しただけで工事着手前に終戦となった。
多摩丘陵に大規模な軍用道路計画があったことは、戦後の用地払い下げ資料などからこれまでも知られてはいたが、陸軍当局による詳細な買収記録は、戦時中の多摩・相模原地区の軍事産業の拡大過程を解明する重要な資料となる。
戦車道路の歴史を調べている多摩ニュータウン学会の篠原啓一理事は「現在の戦車道路(尾根緑道)は、戦後防衛庁(現防衛省)が再整備して1960年ごろから約10年間使用した際の形状を伝えるもので、造成当初の資料はほとんど残っていないと言われていた。画像化の作業は大変だが、資料のネット公開が進めば地域の埋もれた歴史を掘り起こせる可能性が広がる」と話している。
100201号掲載唱歌のことば今ここに 「汽車ポッポ」
JRや私鉄では昔の姿のまま動くよう整備された蒸気機関車が客車を牽き、人気を集めている。その勇姿が人の心を捕らえるのか。汽車の歌には、“今は山中~”の「汽車」をはじめ童謡にも軽快に走る汽車の歌が多い。昭和2年(1927年)に本居長世が発表した「汽車ポッポ」は急勾配に挑む蒸気機関車を描いた作品だ。「青い目の人形」「赤い靴」「七つの子」などの作曲で知られる本居が作詞も手がけたのが「汽車ポッポ」で、御殿場線をイメージしたものという。
昭和9年に丹那トンネルが開通するまでは東海道本線は国府津駅から今の御殿場線を通って沼津駅まで迂回して走っていた。国府津からも沼津からも一番高いところに位置する御殿場駅までは坂を上る勾配路線。特に国府津を発車した列車は「鉄道唱歌」にも歌われた山北から駿河小山駅間のトンネルと鉄橋の断続する急坂の区間を走る。このため多くの列車は山北駅で後部に後押しの補助機関車を連結して御殿場駅を目指した。猛煙を吹き上げ後押しする蒸気機関車の響きが本居の心に響いたのだろう。
この歌は人生にも置き換えられる。困難に遭遇しても家族や友人の協力という“蒸気機関車の後押し”があればきっと乗り越えられる。そう思うと蒸気機関車の出す煙は人の息遣いにも聞こえてくるようだ。 100201号掲載
新春「リフォーム博」開催 ホームテック多摩店
ホームテック(株)リフォームプライス多摩店で、『リフォーム博』が1月16・17日と行われた。リフォーム博は複数のメーカーの商品を一堂に集めて比較・検討できること、商品選びから、工事、アフターケアまでリフォームプランをトータルで提供されることで人気がある。担当者から商品のことを直接聞いて見て選べるとあって、来場者は希望を現実の形にしようと相談にも熱がこもっていた。
多摩ニュータウンエリアの施工経験が豊富なホームテックでは、高齢化の進む5、10、15年後を見据えた“減築”リフォーム(例2階建てを1階建てにする)で安全性と優しい住み心地を一緒に考え提案していきたいと言う。問合せ℡042(389)1804 100201号掲載
平成22年成人式
「成人の日」の1月11日、対象者が初めて全員平成生まれの新成人を迎えた。総務省の推計では1989年生まれの新成人は127万人、昨年の133万人より6万人減少し、過去最少を更新したと発表。
この地域でも11日に各地で新成人を祝う式典が行われた。
多くの人々の祝福を受けて(八王子市)
八王子市の成人式は、1月11日(祝)八王子市民会館ホールで10時と12時の2回に分けて行われ、2,811名の新成人が出席した。
新成人の主張では「これからは地元の仲間と共に仕事を通して社会に貢献することでお世話になった方々に恩返しをしていきたい」と奈良さん。また宍倉さんは「保育士を目指し市内の大学に通っている。夢を叶えるため一層努力し、また一人の大人として行動していきたい」と決意を語った。
成人式実行委員長の田中さんは「入口の造花で飾られた虹のゲートは大和田・高嶺・高倉小学校の児童が作成に協力し、受付は八王子高校・桑志高校の高校生ボランティアが担当してくれた。アトラクションの出演や会場作りには様々な世代や立場の皆さんに協力してもらい、多くの人に支えられて式が行われたことを忘れないで下さい」と挨拶。
最後に、それぞれの夢・大人へのステージへ、高く力強く飛び立つ願いを込めたスローガン「今、飛翔の時」を合図に、よーぉ」と関東一本締めで会場が一つになり、閉会した。
はばたけ新成人(多摩市)
多摩市は男性786人、女性754人計1,540人が新成人となり、パルテノン多摩大ホールで「翔~はばたき」をテーマに成人式実行委員会の進行で趣向を凝らした式典が行われた。
元サッカー日本代表選手で現解説者の山口素弘氏のトークショーや、懐かし映像のショートムービーの上映、全員合唱などが和やかに行われた。
和太鼓で和やかに(稲城市)
稲城市は男性422人、女性409人、計831人が駒澤学園記念講堂で、和太鼓のオープニングや巨人軍選手からのビデオレター上映会などが行われた。
この日は気温5度と低温注意報が発令された寒い日となったが、どの会場にも晴れ着姿の鮮やかな新成人であふれていた。 100201号掲載
東京空襲資料展、成人の日に(多摩市)
多摩市の成人式が行われたパルテノン多摩で1月9~11日の3日間、「東京空襲資料展」(主催 多摩市・多摩市遺族会)が開かれた。戦後64年を経て、平和を満喫している戦争を知らない世代の人、特に新成人となる人たちにこの東京下町や多摩地区も100回を超える空襲を受け、非戦闘員である市民が生命と財産を奪われた現実があったことを知ってもらおう、と写真の展示が行われたもの。会場を訪れた人から「今となっては空襲の悲惨さを想像することは難しいが、こうした写真を見ることにより、戦争を起こしてはならないと強く感じました」との声が聞かれた。 100201号掲載
柏木タカシさん新曲リリース
多摩市在住の歌手・柏木タカシさんの、ウエブクウ移籍第1弾として新曲『たびがらす/紫川』が1月6日発売された。
ウエブクウは渡哲也、ジョニー大倉等のアルバムを手掛け新しいスタイルを追求しているレコード会社。新曲は演歌の王道ともいえる「股旅演歌」。軽快な曲とのびのある歌声で親しみやすく仕上がっている。「唄っていて心地いい曲、演歌の真骨頂に到達したと思います」と柏木さん。
信越放送で「マイハートフルSОNG」などのレギュラー番組を持ち、最新曲の「同窓会」もカラオケの第一興商「DAM」で配信され、ブレイクの兆しが見えてきた。「これからはガンガン行きます」柏木タカシの新たな挑戦が始まった。
※「たびがらす/紫川」定価1200円/ 発売 ウエブクウ/ 販売 EMIミュージックジャパン
お求めは町田駅南口「鈴木楽器店本店」、新宿紀伊国屋書店内「ミュージックテイト」等で。 100201号掲載
「タマケン」ポスターデザイン公募します!
平成20年度からスタートした「知のミュージアム多摩・武蔵野検定(通称タマケン)」が今年は新たに1級を新設し、マスター3級・2級・1級で11月に開催する。
そこで、タマケンをより身近に感じてもらい盛り上げていこうと、ポスターデザインを募集します。受付期間は2月1日~3月31日、応募の詳細は?学術・文化・産業ネットワーク多摩℡042(591)8542まで問合せください。 100201号掲載
ファンキーモンキーベイビーズが観光大使に(八王子市)
八王子観光大使運営協議会(会長 黒須市長)は、1月28日、八王子市出身の3人組ヒップホップユニット「ファンキーモンキーベイビーズ」を、新たに「八王子観光大使」に委嘱した。
ファンキーモンキーベイビーズは2004年1月結成、メンバーは全員八王子市出身で、日頃こらロケ地にも地元八王子を使用するなど八王子を発信してきた。昨年末にはNHK紅白歌合戦に初出場しますます人気上昇中だ。
これまで、八王子観光大使は、歌手の北島三郎さん、八王子車人形5代目家元の西川古柳さん、棋士の羽生善治さんらが委嘱されていたが、フレッシュなファンキーモンキーベイビーズが新たに観光大使に加わることによって、八王子の魅力が一層全国に発信されていくことだろう。 100201号掲載
多摩永山ホテル、2月22日オープン。ホールやサロンも地域に開放
永山駅から徒歩5分の高台に位置する多摩永山情報教育センター敷地内で、「多摩永山ホテル」が今月22日から開業する。
多摩永山情報教育センターはセミナールームや多目的ホール、宿泊施設を併設した敷地面積約10,800㎡の大規模複合施設だ。教育棟、講堂棟、研究棟、宿泊棟からなり、コンビニエンスストアやカフェもある。これまでは企業や団体などの研修に利用されてきた。
宿泊棟をホテルとして開業するにあたり用途変更確認申請し、車椅子昇降機や視覚障害者用の注意喚起プレートを設置するなど宿泊施設の一部を改修した。フロアは1階にゲストラウンジやサロン、7階まで客室、シングル127室、ツイン10室、スイート1室で全室禁煙、バス・トイレ・TV・冷蔵庫付、インターネット接続環境も完備。車椅子に対応し付き添い人も宿泊可能な客室が新設され、近隣病院の長期滞在者用にキッチンや広い浴室設備のあるスイートも用意された。
一般利用の宿泊料金はシングル1泊5,250円、ツイン10,500円(朝夕食なし)。宿泊日の1カ月未満前から電話予約できる。センター長の桑島茂樹さんは「家族の帰郷時の宿泊先として、また大学のゼミなど地域の人たちにぜひ利用してもらいたい」という。
景色のよい展望サロン、大・小の和室は宴会や法事、懇親会などに利用可能、800人収容の大ホールも多摩市民に低価格で貸し出している。気軽に立ち寄ることができる地域に開かれた施設として、多くの人の利用が期待されている。
●お問い合わせ 多摩永山情報教育センター
〈宿泊予約〉 ℡042(372)7003
〈施設利用案内〉 ℡042(372)7070 100201号掲載








