平成22年。新しい年も新しい気持ちで清掃は必ず続ける。それは一期生から受け継ぎ今も陸上競技部23人の生徒たちが自らに課したゴミのない通学路。
稲城市の都立若葉総合高校(立石武則校長)の生徒は殆どが京王線若葉台駅から登下校する。
学校の始業は午前8時25分だが陸上競技部の朝は早い。「朝練を7時10分から始めます。駅は6時20分から30分頃になります」。駅から舗道を東へ、鶴川街道の交差点を渡って通学路に入るが途中には階段を上り降りする高さ7~8メートル程の台地がある。学校まで約6百メートル。
平成17年4月に開校した当初の通学路は廃棄物が散乱し汚かった。6月のある朝、部顧問の柳澤真宏教諭は駅で出会った一期生の一年生部員と通路のゴミを拾いながら登校した。その話から「駅からゴミを拾いながら来ればいい」「汚いと文句を言う前に役立つことをしよう」と陸上競技部の意見がまとまった。
かつて積雪の早朝には部員が一気に通学路の雪かきをした。いま部員はゴミ袋を携帯しゴミを拾いながら登校する。路傍の空瓶、菓子袋、タバコの吸殻と紙屑も見逃さない。
3年生の冨澤昇吾、清水晴香、2年の今井明日香、1年の宮崎恭輔の皆さんに聞いた。
みんな中学から陸上競技を始めたという。「部活は殆ど毎日です」「休日にも8時半から午前中に行います」「一日に男子は20キロ女子は10~15キロを走ります」「簡単な筋トレは各自で腕立て伏せを60秒間」。
そして陸上競技部が受け継ぐひそかな決意。「学校に足を向ける日は全員が必ず道路のゴミを拾います」「競技場でも練習をする前にゴミを拾ってから走ります」「やると決めたら納得するまでやれば後悔しないと思うので…」。決して多弁ではない話には言葉より実行の響きがあった。
高校駅伝の健闘
昨年、若葉総合高校の陸上競技部女子は東京都高校駅伝大会で6位に入賞し、11月21日、48校の強豪が競う関東高校駅伝大会で30位となった。男子は都の大会で惜しくも7位となり6位までの関東大会出場の資格を逃したが、これは共に向上する絶好の位置につけたと言えそうだ。 100101号掲載







8月3日(日)午前11時、今年はまず2階のランチルームで「エコ学習」が行われ児童たちと保護者も出席して、地球温暖化と節電をビデオ鑑賞も交えて学んだ。この日参加した渡辺幸子市長の市役所の冷房基準は28度など、児童にも分かる省エネ、節電の話は面白い。
来年7人の6年生が卒業すれば、残る児童は4月から運賃を市が負担する路線バスで多摩第二小学校に通学する予定だ。
6月6日、南多摩看護専門学校では2年生の戴帽式が行われた。既にナースキャップを被った3年生と、私服ながらスーツ姿の1年生、父兄に見守られる中、80名の看護師の卵たちが式に臨んだ(うち男子は9名)。
今年4月、多摩市立東愛宕中学校(保健体育科)の臼井潤一主幹は人事異動で世田谷区立砧南中学校に赴任された。
臼井主幹が東愛宕中に赴任したのは平成5年4月。当時は全国的に中学校で生徒に不祥事が頻発し、東愛宕中でも生徒のモラルが乱れていた時期であった。臼井主幹は、やがて生活指導主任として取り組むことになる。
『八王子市立由木西小学校』(菊池晴海校長)は、市内・上柚木のバス通りから通学路を登り高さ30メートルほどの台地にある。
2月25日の午後、多摩市立多摩中学校(原島久男校長)では「生徒に深く考えさせる道徳の授業」をテーマに公開授業が開かれ同校の三浦摩利教諭が研究発表を行った。
伝統・文化の理解と実習に取り組む八王子市立柏木小学校(高濱俊光校長)では、6年前から音楽の授業に邦楽演奏を取り入れて来た。
いつしか送り迎えた3年間。今年の春、稲城市の都立若葉総合高校(白仁田哲也校長)では初めて第1期生230人が巣立つ。
昨年の11月29日、同校では全校生徒が出席し生徒の手による「第1期生マイプロジェクト 全体発表会」が講堂で開かれた。これは卒業論文とも言うべき研究の発表会だった。