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トップに聞く 《創刊40周年記念企画》 Archive
トップに聞く⑩ パンで笑顔を 京王食品株式会社取締役社長 南佳孝さん
- 2010-02-01 (月)
- トップに聞く 《創刊40周年記念企画》
「京王食品」は京王グループの会社で、新宿から京王線沿線の笹塚・桜ヶ丘・高幡・八王子・橋本などに直営店「ベーカリー&カフェ ルパ」や「ブレグラス」23店舗を構え焼きたてのパンを販売している。
1976年の設立で社員は約100人、パートやアルバイトを併せて総数600人を上回る。
南佳孝さん(46)は就任半年ほどの新社長。これまで京王電鉄㈱開発企画部で商業施設の建設やビルの取得・多摩ニュータウンの活性化等に携わってきた。不景気の続く厳しい時期の就任となったが、社長になってからは同業の店舗を見て歩き、試食もしてきた。「パンは好きです。毎日でも買いに行きたくなるような店にするため、豊富な品揃えの魅力とともに、従業員のアイデアも積極的に取り入れ、ルパならでは、ブレグラスならではの人気商品を育てていきたいです」。
南社長は精力的に各店舗を回っている。自らは現場を見て声を聞くことを大切にし、社員には気付いたことや考えを行動に移す「はじめの一歩」の大切さを説いているという。
「ルパ」や「ブレグラス」は全店舗が駅構内か駅前にあり、集客には絶好の場所だ。昨年11月にオープンした「ブレグラス多摩センター店」では、カップに入った、外はサクサク中はしっとりのメロンパンがクチコミで評判となり、1日1400個を売り上げた。
南社長が社内の合言葉にしていることは「お客様の笑顔」。「おいしいパンを食べ、心のこもった接客を受ければ、皆さん笑顔になるでしょう。自分たちの店からたくさんの笑顔が生まれたらいいですね」。
笑顔でソフトに語る社長の言葉には、多様で日々変化するお客様のニーズにしっかり応えていこうという熱い想いと、社員の力を結集し挑戦する経営者としての気概が感じられた。 100201号掲載
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創刊40周年記念企画 トップに聞く⑨ 結婚式は継承されていく文化 コルトーナ多摩ウエディングヒルズ 株式会社エルジェイシー 代表取締役社長 石田和彦さん
- 2009-12-01 (火)
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南欧風の白いチャペル
八王子市別所のなだらかな丘の上に建つ白亜の結婚式場は、イタリア トスカーナの丘陵地にある小さな街コルトーナをイメージしてつくられた。画家フラ・アンジェリコによる『受胎告知』があるコルトーナは、街中で結婚を祝福する「天使が舞い降りる」街だ。『コルトーナ多摩ウエディングヒルズ』は、その精神を引き継いで平成14年に誕生、今年7年目を迎えた。
小さなチャペルの正面には光が差し込む大きな窓、バージンロードを進む花嫁の歩調に合わせてパイプオルガンやバイオリン、聖歌隊が賛美歌を奏でる。誓いの言葉を述べた新郎新婦が扉を開ければ、目の前には長池公園の緑が広がり、天上からは陽光が降り注ぐ。幸福なカップルが祝福を一身に浴びる喜びのひとときが演出される。披露宴の舞台として庭付き邸宅でのウエディングをテーマに、タイプが異なる3つのゲストハウスも用意されている。
石田和彦社長が、この場所をゆるぎないスタート地点と決めた最大の理由は、この景観だった。長池公園や松木公園など公園地区であり、居住地区でもあるため景観が変わらない。そして住民が地域を大切にしている。多摩ニュータウンの中でも、別所地区は街が若く子どもが多い。活気に溢れ、新しい街としてこれから発展していくという期待感があった。
コルトーナが通常の結婚式場と異なるのは、一般の方が利用できるカフェレストランを併設していることだ。「地域の方々の利便性を図りながら、私どものプレゼンテーションのステージの一つでもあります。施設に来ていただき、スタッフと地域の方々と親しく触れ合う。結婚式場は、地域の方々の支持があって初めて成り立ちます」と石田社長。夏の祭りでは施設を開放し、地域の方々と交流、地域との共生を図る。
「結婚式は親御さんに感謝の気持ちを示し、親子の絆を確かめる場。お世話になった方々に自分たちの決意や感謝の気持ちを伝える場でもあります。お二人が自分たちらしさをゲストに伝えるお手伝いをするのが、私たちの仕事です」と語る。
多摩地域に次いで、横浜、東京の台場に結婚式場を開設。また銀座、恵比寿、浜松町にレストランMAHANA(マハナ)を開店し、ハワイアンウエディングも提案している。
石田社長は、「結婚式は継承されていく文化。形態よりも心が大切」と考える。優れた環境の多摩を原点とし、これからも結婚式の価値を追及し続ける。 091201号掲載
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創刊40周年記念企画 トップに聞く⑧
日々勉強、会話を大事に地域に根ざす
株式会社コサカ 「コサカ薬局」取締役社長 薬剤師 小坂一郎さん
- 2009-11-01 (日)
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店に入ると漢方薬の匂いに包まれる。「初めて持った店舗は愛宕店(多摩市愛宕商店街)で、ニュータウン入居の抽選で当たった」というのだからコサカ薬局の歴史は多摩ニュータウンの歴史にぴったり重なる。
お店に訪れた方の話を聞き、その方の症状にあった薬を選んでお渡しする。
「話をじっくり聞くから時間がかかるんですよ。人生相談になることもある。お客さんは勉強好きの方が多く、うちの薬剤師も勉強好きばかりです。お客さんのお子さんが薬剤師になったという方も多く様々なご縁を感じています」
多摩市内の小中学校で学校薬剤師を担当し、教室内の環境やプールの衛生状態の管理なども行っている。
「学校に行くとずいぶん静かになったなと感じる。昔600人以上いた学校が今は250人位だから…」。
多摩ニュータウンは今後どうなっていくと思うか。
「団地の戸数だけ人口は増えるが、入居が落ち着けば人口はそう伸びないと思っていた。この先さらにニュータウンが発展するには自分自身の発展が不可欠だ」「店が好き」「(薬剤師の)勉強が好き」と週に1度の休みさえ取らなかった時期もあり、勉強会があれば夫婦で積極的に参加した。
「ニュータウンが出来た当初は子ども会もあり子ども達はとにかくよく遊んだ。お母さんが5人位で見守り、大学生と交渉してボランティアに来てもらった。私も店を開けたまま、隣の学校での活動を手伝いに行った。幼児から小学校6年生までが、一緒に地域探検や夏にはキャンプをし、子ども達は今でも強烈な思い出になっているようだ」。
「多摩は高齢化しているといわれるが、元気な人はいっぱいいる。その人たちのエネルギーや能力が、子ども達や生き方を模索している若い人達との間で循環できれば、ここは素晴らしい地域になると思う。かつて子ども会がそうだったように、お金をかけなくてもいいものはできる」。
取材中にも「多摩センター店」では馴染みのお客さんが立ち話をしては帰って行く。コサカ薬局は、地域の人々が活き活きと調和する場所になっている。 091101号掲載
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トップに聞く⑦ 株式会社ブックセンターいとう代表取締役 伊藤英也さん 古本屋を一新“知識のリサイクル”
- 2009-10-01 (木)
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会社の創立は1975年8月1日。北海道から八王子市東中野に住まいを移し「子供たちのおやつ代の足しにでもなれば」と、3坪の売り場で古本屋を始めたのがきっかけだった。当時は古本といえば東京神田の古本屋街のイメージが定着している時、小さな店ではなかなか売れなかったが、在庫も増え土地を借りプレハブ造りの店舗を構えるようになった。
特に80年代は週刊マンガ(マガジン・サンデー・チャンピオン・ジャンプなど)の全盛期。「古本屋で雑誌を置く店は他にはなく、週刊誌やマンガ本も買い取りさせていただくととても喜ばれ、店に並べるとよく売れた。これがリサイクルの初めで、当時の新聞やテレビなどメディアにも取り上げられ、周辺地域の多くのお客様に来店いただくようになった。今思えば資本がなかったことが、この仕事を始めた原点だった」と振り返る。
新しくできたばかりの多摩ニュータウンには若い人も多く、恵まれた環境の中で古本屋のイメージも変わり、近隣の大学生が参考書を処分し、それを後輩の学生が買い求める。まさしく“知識のリサイクル”。今でもこの言葉を大事にし、参考書のコーナーの充実を図り多くの学生に喜ばれている。また、古着と雑貨を扱う店「フレスコ」の店舗展開もしている。こちらは“資源のリサイクル”として。
「明日はどの本を出そうか、誰についての本が次に日の目を見るかを見極めることが大事。歴史上の人物を取り上げる大河ドラマはいつも気にしている」。
「現在郊外に17店舗あるが、今後は環境を考えて電車で利用できる都市型店舗を増やしたい。時代の流れに敏感に対応した店づくりも大事だ」と明日を見据えている。
今年70歳の伊藤さんは「ヨソモノの私がここに居を構えた時から今日まで、ご近所の皆さまのご好意があって成り立ってきたようなもの、本当に有難いこと、いつも感謝の念で一杯です」と深く静かに語るその目はとても穏やか。伊藤さんの座右の銘は「万古清風」だ。 091001号掲載
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トップに聞く⑥ 「子どもは地域の財産、自信が持てる体験を」 学校法人有馬学園緑ヶ丘幼稚園 園長有馬篤樹さん
- 2009-09-01 (火)
- トップに聞く 《創刊40周年記念企画》 | ニュース
昭和47年創立。多摩ニュータウンの誕生以来、子ども達を見てきた。「当時、園の周りは畑と野原ばかりでした。愛宕、和田、鹿島の団地の入居が始まっていたとはいえ子どもの数は未知数で、私と両親で1軒1軒に園児募集の案内をポスティングしました」。
祖父は多摩中の教師、両親も教職の経験がある。教育に関心を持つ一家が、人間形成の基礎となる幼児教育の場を作ろうと、和田に「緑ケ丘幼稚園」を創立する。祖父は教師をする傍ら畑仕事にも励んだ人で、多摩はいずれ開けて人口が増えるだろうと、和田の辺りに少しずつ土地を買っていた。「開園当初は、年中・年長の2学年、各1クラスでした」。
園では音楽と体操を、また10年ほど前からは英語とパソコンについても講師を招いて指導を行っている。「例えば鍵盤ハーモニカの鍵盤を指で押すと音が出せます。音を間違えてもいい、自分で音を出したという感動体験が大事なのです。シンセサイザー、マリンバ、ティンパニーなどオーケストラで使うような楽器も園にあります。子ども達に本物に触れさせたいと思っています」。
「体操ではマット、鉄棒、跳び箱、縄跳びなどをしています。厳しい指導はせず、“楽しみながら”“きっかけ作りのため”に行っています。こんなことができる、という発見と体験を通して身体を動かすことが好きになります」。
広い園庭で今や500人を超える園児たちがダイナミックに遊ぶ。少子化やオールドタウンと揶揄されていることなど、どこ吹く風だ。「様々な活動で自信や集中力を、そして多人数の中で積極性を身につけていきます。そういった評判を聞いて当園を選ばれる方もいるようです。地域の方に支えて頂いています」。
保護者については「ご自分のお子さんに情熱を持って関わられる方が増えています。安心して預けて頂けるよう保護者の方との連絡を密に取っています」。
有馬園長の活動はさらに園外へも広がる。東京都私立幼稚園連合会の理事・多摩地区長、多摩市私立幼稚園協会の副会長を務め、由木東小学校(八王子市)の学校評議員、土日は短大で幼稚園教諭養成課程の講師として幼児教育の講義も行う。「卒園生のことも気になるし小学校教育にも関心がある。幼稚園の先生は素晴らしい仕事なので、いい先生をもっと増やしたい」。
教育への熱い思いは、とどまるところを知らない。 090901号掲載
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創刊40周年記念企画 トップに聞く⑤ 「信頼できる医療をもっと身近に」医療法人社団めぐみ会理事長 田村 豊さん
- 2009-08-01 (土)
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医療法人社団めぐみ会 理事長 田村豊さん
「多摩センターで開業したのはかなり偶然でした。三井記念病院に勤務していたが町医者になりたいという思いがありました。イメージは下町の…」。そんな時、知り合いからベネッセビル前の場所を紹介され、平成6年9月2日開業。初日は3人、2日目は2人の患者さんが来院、看護師1人受付2人で細々とスタートしたという。
開業して15年、多摩センターの本院だけで1日450人、『南大沢メディカルプラザ』『杉並堀ノ内』『めぐみクリニック目黒』などを合わせると1日千人もの患者さんを診るクリニックへと成長した。
ここで診察した患者さんの多くが先進的な意識を持っていると感じ、まず心掛けたのは可能な限り診療情報を開示すること。「率直に説明する姿勢と診療努力が評価してもらえたのかな、開業してよかった」と振り返る。
原点にあるものは、地域の方が医療機関に何を求め、どんな医療サービスを提供したら喜んでもらえるかという思い。さらに医療機関に対する要求・要望が急激に高くなっている昨今、開業医一人ですべてを診ることはできない。患者さんは都心の大病院へ診察に行くと1日がかり。もし多摩市内に複数の専門医のいる規模の大きい開業医院があったら支持されるのではないかと考えた。
田村クリニックの特徴は専門科がたくさん集まった「病院」に負けない医療水準の診療。また年中無休を維持する努力もしている。それは患者さんのニーズにも合い、施設の有効活用にも繋がる。本来医療ニーズ(病気)は時間を選ばない。24時間診療を期待されているがまだまだ難しい。
これからは、地域の人のがん予防や検診事業の体制を整備し、多摩センターの『田村クリニック健診センター』や『南大沢メディカルプラザ』での乳がん検診にも力を入れていきたいという。在宅診療では内科医中心に8人が現在約150人の往診を行っている。
診察室で患者さんを待っているだけではなく積極的に地域へ病気についての情報発信活動や多摩センター地区連絡協議会にも加わり、医療講演会をしている。
そんな田村さんの至福の時間は医大生の娘さんとの束の間の会話だ。 090801号掲載
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創刊40周年記念企画 トップに聞く④ サエラ デ モード代表 河野英二さん ~多摩はお洒落な人が多い街
- 2009-07-01 (水)
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サエラ デ モード 代表 河野英二さん
ヘアサロン「サエラ デ モード」オーナーの河野英二さん(58)は大学卒業後サラリーマン生活を経て美容師に転職、南青山のHORIBEで修行を積んだ。
修行時代、多摩市から南青山の美容室まで通ってくれていたお客様から、「多摩はいい所」「ぜひ多摩にお店を開いてほしい」と声を掛けられた。河野さん自身も「多摩ニュータウンは将来有望なエリアでお洒落に関心の高い人も多い。自分が店を出すならここ」と考え、オープンの2年前には自宅を多摩ニュータウンに移した。
1985年、新都市センタービルの竣工に合わせて開店したが、当時多摩センターはイトーヨーカドーがあるくらいで寂しい場所だった。しかし、郵便局やガス、電力などインフラストラクチュア施設が建ち並び、「多摩の大手町」だと感じた。オープンすると待ちかねたようにお客様が来店し、「こんな店を待っていた」と喜んでくれた。河野さんはお洒落に関心の高い人が多い街なのだと実感し、「この場所を選んでよかった」と心から思った。
多摩ニュータウンは都心からも近く、歩車分離なので安心して子育てできる。緑が豊かで環境も素晴らしい。だが、公団が撤退し、街づくりにまとまりがなくなりつつある。今後の多摩の展望をはっきりさせなくてはいけないのでは、と河野さんは懸念する。
1990年堀之内に「TESSEN」、2000年大塚帝京大学前に「caetla Remix」、05年若葉台駅前に「caetla QUATTRO」をオープンし、現在4店舗を経営する。昨年、「多摩市成人式合同お支度会実行委員会」を河野さんは立ち上げ、多摩市内の美容室が合同で成人式のヘアメイクや着付けなどの支度を行った。思った以上の反響があり、多くの方が利用し喜んでくれた。持続することで地域の美容室の活性化にも繋がるのではと期待している。
河野さんは、美容師の仕事とは一人一人に合ったスタイルを提案し本来の美しさを引き出す、その人の人生が変わるほどの使命であると思っている。さらに美容室をトータルビューティの場と考え、頭皮ケアやリラクゼーション効果がある「アンチエイジングジェルバス」も導入している。
「CAETLA DES MO DES」とはフランス語で「流行あれこれ」の意味。髪形を変えるだけで女性が素敵になり、前向きになり、外へ出掛けていくチャンスが増える。生き方まで変わる。美容師の仕事は素晴らしい、と河野さんは信じている。 090701号掲載
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創刊40周年記念企画トップに聞く ~地域と共にカローラ~トヨタ西東京カローラ株式会社 社長山岸勝彦さん
- 2009-06-01 (月)
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トヨタ西東京カローラ株式会社 社長 山岸勝彦さん
昭和42年、「トヨタ自動車(株)」が西東京地区の市場の将来性を見据え、直営店として「トヨタパプリカ城西㈱」を設立。当時、本社は杉並、翌年には府中に移転。昭和44年3月に現在の社名『トヨタ西東京カローラ』となる。
日本の高度経済成長に伴い自動車の販売台数も飛躍的に伸び、西東京地区を代表する販売会社として基盤を確立し、平成4年2月に多摩市関戸に社屋を新築し本社を移転、現在に至っている。その関戸の本社で山岸社長に話を伺った。「21世紀の今、企業に求められているコンプライアンス(企業の社会的責任)は言うまでもなく、更に「環境問題と社会貢献」であると捉えています。環境問題への対応としてハイブリッド車を始めエコカーの積極的な販売、CO2削減に向け“チームマイナス6%”に登録しています。また社会貢献としては「多摩・稲城自動車販売業交通安全対策協議会」による交通安全活動・ふれあいコンサート・版画展等のメセナ活動を始め、本社に献血車を常駐し献血活動等も積極的に行っています。更に、創立40周年(平成19年)を機にハイブリッド車販売の利益の一部を積み立てて、わが社のテリトリーである16市3町1村に車イスを贈呈もしております。豊かなカーライフをお届けする社会的基盤産業として、より一層CSRを基本において企業活動を展開しております」。
昨年後半からの世界同時不況により100年に1度と言われる厳しい経済環境の中、消費マインドの低下、企業経営の圧迫など、難問に遭遇しているが、普遍的な移動手段としての車を燃費・価格・低炭素等の改善を図り、新しいクルマ社会の展開を牽引して行く使命を担う「トヨタ」。
『西東京カローラ』は5月からハイブリッド車を代表する“プリウス”の販売を開始した。
「創立以来42年、カローラと共に地域の皆様に愛していただき、その実績が“レクサス”の販売権獲得につながり、平成17年に『レクサス多摩』をオープン。ユーザーの幅広いニーズに対応出来るようになったかと存じます。これからも多摩市を拠点に、地域のニーズを汲み、より良いクルマをリーズナブルな価格、アフターサービスも万全に、皆様の快適な足としてのクルマをお届けするために“トータルカーケアセンター”も新設し地域社会に貢献してまいります。今後も『西東京カローラ』をご愛顧いただけますよう、よろしくお願い申しあげます」。 090601号掲載
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創刊40周年記念企画 トップに聞く② 大人も楽しめるテーマパークへ
- 2009-05-01 (金)
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サンリオピューロランド館長 佐藤誠さん
日本初の全天候型テーマパークとして『サンリオピューロランド』が多摩センターにオープンして19周年を迎えた。
ハローキティの“かわいい”“なかよく”のメッセージが世界で認知され、日本各地、アジアの国々からも多くの人が訪れるようになった。多摩市もようやくキティ人気で集客を図ろうと、多摩センターを「キティに会える街」とした。
メルヘンのお城のような建物のゲートをくぐりエスカレーターで1階に下りるとそこは“知恵の木”ステージを取り囲むピューロビレッジ、ここでサンリオハートフルパレード“Believe”が展開される。キティをはじめサンリオのキャラクターたちが身近な生きた存在になり、目前で繰り広げられる華麗なダンスとコスチューム、中国雑技団のアクロバットに、大人も子どももファンタジーの世界にいざなわれる。館内7つの劇場ではクオリティの高いミュージカルが観られる。もちろんキティはじめキャラクターグッズも売られている。
館長の佐藤誠さんは、「“あなたを愛し尊敬、信頼していますよ”というエクスプレッション(表現)を小さな贈り物に託し友情を育む“ソーシャルコミュニケーションギフトビジネス”から実際的な“コミュニケーション”の場の提供をと、ピューロランドをつくりました」。目指したのはライブエンターテイメント。パソコンや携帯の普及でバーチャルなコミュミニケーション手段に囲まれ、パソコンもテレビも映像がリアルになるほど現実との違和感が増し、バランスをとることが必要となる。“触れない絵”だけでなく“触れる絵”を提供したい。「ピューロはけっしてお子様だけのテーマパークではありません。ミュージカルの演出、音楽、声優や衣装に宝塚はじめ、一流のスタッフを迎え、お父さん方の観賞にも十分耐えうるものにしています。もっと大人の人に来ていただけるよう、タレントと触れ合う“囲む会”や“社交ダンスホールとして館内のレストランを開放”したいと企画しています。男子大学生のパートナーが対応し、ピューロスタッフやキャラクターもお手伝いします。サンリオは社会貢献に力を入れピューロが皆様のコミュニケーションの場として愛されたらと思っています。どうぞお出かけ下さい」。 090501号掲載
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トップに聞く1 ガス器具の整備と設置~団地と共に歩む~ジャマ精工株式会社 代表取締役 田中成仁さん
- 2009-04-01 (水)
- トップに聞く 《創刊40周年記念企画》

田中成仁 代表取締役社長
東京ガスのサービス店としてガス器具の販売・修理・サービスや上下水道工事、リフォームなどを事業内容とする。エネスタ多摩・稲城は地域に根ざして成長し、団地住民にとってもおなじみの店である。
創業の起源は大正13年に遡る。石川島重工業(株)が都内京橋区に石川島飛行機㈱を設立したことに端を発する。石川島飛行機(株)は昭和4年立川に移転し、昭和11年立川飛行機(株)に社名を変更。昭和20年終戦と同時に立川飛行機(株)に進駐してきた米軍の極東空軍貨物廠JAMA(Japan Air Material Area)に対して、薬務提供のために残った社員集団をJAMA(ジャマ)と呼んだ。それが社名となり、昭和24年ジャマ工業(株)として、ガス湯沸器、35ミリ携帯用映写機等の製作・販売を行う。昭和27年イカリガス湯沸器の販売を開始し、昭和36年多摩市落合に多摩事業所を開設した。
当時小学校1年生だった田中社長は、立川から多摩村に引っ越してきた。「アニメ『平成狸合戦ぽんぽこ』よりももっと前の風景だった」と懐かしむ。多摩事業所では湯沸器の組立を行っていた。地区で初めての工場でもあり、地域の人たちの歓迎振りはたいへんなものだったそうだ。
昭和40年エネスタの前身となる東京ガス牛込北町サービス店を開設、昭和42年世田谷区松原に本社社屋設立、昭和48年多摩市乞田に東京ガス多摩サービス店(エネスタ多摩)開設、平成6年稲城店(エネスタ稲城)開設、平成16年ガスの点検や検針などのカスタマーサービスを提供するジャマヒット(株)(JAMAHIT)を設立、平成16年にエネスタ日野豊田店を開設した。
「会社は多摩ニュータウンと共に歩んできました」と田中社長は語る。団地への集団入居が開始されると小型湯沸器、FFストーブなどガス器具の整備と設置で忙しくなった。エネスタ多摩・稲城では顧客の8割が団地住民で、お客様との結びつきも強い。より広い家へと団地内で移住する人たちが多く、またガス器具も家の進化と共により安全で快適なものに進化した。環境に優しく省エネ効果があるガス発電システム『エコウィル』の普及、更に今春発売されるエネルギー効率に優れた『エネファーム』は、次世代家庭用エネルギーシステムとして期待される。 090401号掲載
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