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カテゴリー別アーカイブ: たまには多摩語り
たまには多摩語り 夜なべ【縄ないやめかご作り】
夏の間、寝る間も惜しんで農作業に精を出すが、農閑期(11月~3月頃)に入ると様々な「夜なべ」が行われる。女の人たちは冬の間に家族の着物や布団・綿入れなどの縫いもの、はんてんや仕事着など農繁期には忙しくて手の回らない針仕 … 続きを読む
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たまには多摩語り 雪掃き【積雪と子どもの世界】
2月4日は立春。春は近いが、寒さは一段と厳しくなってきている。それでも、昔に比べれば多摩はずいぶん暖かくなった。地球温暖化の影響もあるだろう。しかし、多摩ニュータウンの造成は地形を大きく変え、気温の著しい変化をもたらし … 続きを読む
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たまには多摩語り 結婚の話が始まる季節
昔の結婚式は、農閑期の11月末から4月の始め頃の間に行われていた。日頃離れている親戚も、それぞれの家の集まるお正月には村の若い人たちの結婚の話が持ち上がる。結婚は家の後継者を見つけて育てるあげるのに一役買っていた。双方 … 続きを読む
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たまには多摩語り 多摩の柿「禅寺丸」【渋柿は干し柿とした】
柿には甘柿と渋柿があって、渋柿は渋を抜くか干し柿にして食べる。甘柿は富有、次郎、禅寺丸が知られている。多摩地方は禅寺丸の発祥の地と言われていて、鶴川の隣に柿生という地名があることからも柿の名産地であったことが伺い知れる … 続きを読む
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たまには多摩語り すももまつりと烏うちわ
毎年7月20日には、府中の大国魂神社で「すもも祭」が開かれる。武蔵の国の総社で六社様とも言われる大国魂神社だけの行事でもある。境内は桃を売る店で一杯になり、参道の両側は桃を売り買いする人で賑わった。多摩周辺の農家の人々 … 続きを読む
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たまには多摩語り 乞田川の水車
今ではもう見ることがない「水車」だが、昔は乞田川の水の流れをりようしたものが多摩のあちこちに見られた。水車は玄米を精白にしたり、粟・きびを搗くために作られ、日々の暮らしに欠かせないものだった。水車が動き出すのは5月頃か … 続きを読む
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たまには多摩語り 炭焼き【雑木林から良質な炭が生まれた】
木々の新芽が息吹く頃になると、野山に炭焼きの白い煙がたなびき始める。農家にとって炭焼きは冬から春にかけての大事な副業だった。12月から3月頃までに切った生木が炭焼き用の薪になる。緩やかな傾斜地に粘土と砂とツタ(筵や藁な … 続きを読む
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たまには多摩語り 野猿街道【峠には磨き砂の採掘も】
野猿街道は昭和の始め頃までは小野路道と呼ばれていた。小野路道は、八王子の子安村から北野村、打越村、猿丸峠を経て別所、落合村から小野路村に至り鎌倉街道に接続していたらしい。街道としての資料は少ない。「武蔵名勝図絵」には猿 … 続きを読む
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たまには多摩語り 明治天皇のうさぎ狩り【2月20日連光寺で】
今年はうさぎ年。多摩丘陵には、昔から野うさぎがたくさんいた。うさぎは、かつては農民の冬の貴重なたんぱく源でもあった。落とし穴を掘ってうさぎを捕まえ、肉は食用に、毛皮はなめして防寒用として使われた。明治14年2月20日、 … 続きを読む
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たまには多摩語り 成人式ときもの
1月15日が成人式となったのは、小正月と言われる年中行事からだろうか。人々の生活が月の満ち欠けを基準にして行われていた頃には、満月の十五夜を新しい年の始めとした風潮からだという。多摩地域では、この日を女正月といって、嫁 … 続きを読む
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たまには多摩語り 門松【新しい年を迎える儀式】
新年を祝うため、門松が立てられる。一夜飾りは不吉と嫌い、遅くとも暮の30日までには立て終えるようにした。歳の暮が迫ると、山から松や青竹を取ってくる。家の入り口である常口(じょうぐち)の両端に杭を打ち、松と竹を立て縄で結 … 続きを読む
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たまには多摩語り 馬頭観音【馬は唯一の労働力であり輸送手段だった】
昔の多摩の集落を歩くと、ところどころ道端に小さな墓石のようなものがあった。ニュータウンの開発が進むと同時に乞田川べりや小道のわきに移されてしまい、その姿を見かけることも少なくなったが、これは馬の碑で、馬頭観音、正式名は … 続きを読む
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たまには多摩語り ねね抱き(出産祝い)【吉日を選び女達の付き合い】
当社に愛らしいお客がたびたび来るようになった。記者の子どもで、まだ生後3カ月。赤ん坊のなんとも柔らかい肌と輝く瞳に、その場に居合わせた者は魅了されてしまう。最近はお目にかからなくなったが、多摩村でも子どもの健やかな成長 … 続きを読む
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たまには多摩語り 関東大震災【復興には何年もの歳月が】
「その日は朝から風をまじえて雨が降っていたが、10時頃には止んだ。ご飯を食べようとすると突然大きな音がした。『地震だ!』2人は裸足のままウラから飛び出した」。農家は田んぼの草取りも一段落、稲も穂ばらみの大正12年9月1 … 続きを読む
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たまには多摩語り お弔い【この地方でも座棺が使われていた】
お葬式は以前は「お弔い」と言い、地域のつながりを深めるための行事でもあった。地域の人が葬儀の場を仕切り、講中の血縁関係の遠い人たちが葬式の準備と手伝いをした。そのため、施主や家族、親族は悲しみに浸り、心から仏を弔うこと … 続きを読む
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たまには多摩語り うなぎとり【乞田川にもうなぎがいた】
7月27日は土用の丑の日。あちこちの店先に、うなぎを炭火で焼く香ばしい匂いが漂う。この日にうなぎを食べる習慣は、江戸時代中期、薬学者の平賀源内がうなぎ屋の看板に「土用の丑の日にうなぎを食べよう」と書いたのが始まりと言わ … 続きを読む
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たまには多摩語り 田植え【子どもも労働力の一員】
6月は農家が一年中で一番忙しい時期だ。約1カ月の間に、春蚕を上簇(藁で作った簇から繭を取り出す)して出荷し、裏作の麦を収穫、麦刈りの後は畑を水田にして田植えを行う。多摩はどんな作物でも作れる環境の土地柄だったので、裏作 … 続きを読む
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たまには多摩語り 茶摘み【新茶の香りは青葉蒸しがコツ】
苗代の籾が芽吹き、麦の穂が出揃った頃、あたり一面緑で覆われる。天高く舞い上がったひばりは、麦畑目指して急降下。麦の株の根元に作られた巣の中では、子ひばりたちが餌を待つ。若葉萌え出ずる5月の中旬、茶摘みの季節だ。白手拭い … 続きを読む
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たまには多摩語り 青年団【地域ごとの運動会】
肌に触れる風も心地よく桜の蕾もほころびる季節となってきた。戦前はこの季節になると各地にあったグラウンドでは青年団による春季大運動会が行われていた。多摩の各地には青年の分団が組織され、多摩センター地区の三本松には落合青年 … 続きを読む
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たまには多摩語り 囲炉裏
長野オリンピックの聖火が日本を縦断し、歓声の中で点火されたとき、ゆれる炎に心を揺さぶられた。炎は人の心を温かく燃えさせるものだ。ニュータウンの開発が始まるまで、多摩の農家には必ず囲炉裏があり、生活の中に炎があった。囲炉 … 続きを読む
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