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カテゴリー別アーカイブ: たまには多摩語り
たまには多摩語り おせち料理は歳男が作る
デパートや料亭の高級おせちが完売した昨年の年の瀬。かつて多摩での新年の祝い膳は家長の指示のもと、その家の歳男(主に若い男)がすべて手作りで準備したものだった。暮れも押し詰まった28日または30日に、自分たちで作った米で … 続きを読む
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たまには多摩語り 酪農と言えば由木村(井草甫三郎氏の業績)
由木村は、その昔万葉の歌人によって「多摩の横山」と歌われた、なだらかな丘陵地帯のほぼ中央に位置する。明治22年、上柚木、下柚木、鑓水、中山、松木、大沢、堀之内、越野、中野、大塚、別所、の11の旧村が集まって発足し、新し … 続きを読む
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たまには多摩語り 源耕地(げんごうじ)の怒り井戸【乞田川水源の伝説】
豊田―堀之内―唐木田(都道155線)を結ぶ通りが唐木田3丁目で尾根幹線と交差する辺りは、源耕地と呼ばれた。周囲を山で囲まれた谷合いは低地で杉の木などが茂る、昼なお薄暗いじめじめした人の近づかない場所だった。現在は大和証 … 続きを読む
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たまには多摩語り 暑さをしのぐ【やぐらでの昼寝】
真夏の日差しが容赦なく照りつける8月の昼下がり。クーラーや扇風機、冷蔵庫は私たちの生活に欠かせない電化製品となっている。だがこのように便利な現代機器がまだなかった時代、どのようにして暑さをしのぎ、夏を過ごしていたのだろ … 続きを読む
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たまには多摩語り 草取り【草むしり・草ころしとも言う】
農家の6月は一年中で一番忙しい。蚕のひき拾いや繭の出荷・麦刈り・田植えの支度など雨が降っても休みがない。稲の植え付けや麦刈りなどが終わる7月になって、ようやく暇ができる。忙しい間そのままになっている畑には、6月の雨で雑 … 続きを読む
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たまには多摩語り 【多摩丘陵の雑木林】役割を終えたのか
多摩ニュータウンの土地の八割は、雑木林が占めていた。電気・ガス・水道・化学肥料などない時代、雑木林がその役割を担っていたのである。人が増えても雑木林は増やせない。そこに住む人が増えれば、燃料・肥料・水が不足することにな … 続きを読む
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たまには多摩語り 【念仏講】女の息抜きの場だった
5月の節句。薬師如来の発見で知られる八王子市別所の長池では、毎年池のほとりでむしろを敷き、大きな数珠を回しながら「念仏」を唱える多数の人の姿が見受けられた。戦後は衰退の一途を辿った念仏講だが、地域に根ざした女の人の年中 … 続きを読む
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たまには多摩語り 【多摩丘陵の山桜】加工用に使われた樹皮
桜前線北上中。今年も花見の季節になった。満開の桜の下で酒や弁当を囲む花見は今に始まったことではない。文政3年(1820年)に書かれた「武蔵名勝図会」には、当時から小金井桜が花見の観光客で賑わっていたとの記述がある。玉川 … 続きを読む
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たまには多摩語り【屋根替え】近所や親戚の手伝いで賑わう
多摩ニュータウンの街並みというと、整備された幹線道路に整然と並ぶマンション群をイメージする人も多いだろう。しかし、昭和30年頃までは、多摩丘陵には日本民家の原型ともいえる茅葺(かやぶき)屋根の家がたくさん残っていた。茅 … 続きを読む
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たまには多摩語り 【電燈の灯った日】電気料の集金は青年団が
関東大震災から2年後の大正14年3月24日、玉南電鉄線(現京王電鉄)が府中~八王子間に開通し、多摩村の北端部を初めて電車が走った。同じ年の4月15日、関東配電(現東京電力)がかねてからの工事を終え、多摩村全域に電灯がつ … 続きを読む
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たまには多摩語り 【養豚】子豚市場開設
昭和25・6年頃のこと、多摩村農協組合長の相沢さんが都道(現在の多摩ニュータウン通り)で雄豚を追う姿が見られた。都道といっても砂利道なので、豚は足に砂利が食い込まないよう端のやわらかい草の生えているところを選び、駆るで … 続きを読む
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たまには多摩語り 【嫁入りの行事】結婚式を御祝儀と言った
農閑期の1月から3月、農家では結婚式の時期だった。縁談のまとめ役をする人をハシカケと言い、話がまとまると双方の家では仲人を決め、吉日を選んで酒などを持って行き婚約が成立した(クチガタメ)。イイノウ(結納)には、仲人・ハ … 続きを読む
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たまには多摩語り 【大根引き】沢庵の漬け込み
11月になって、ひと霜降りる頃になると大根は甘みを増してくる。この時期に「沢庵」用の大根を引く。昭和の半ば頃までは食生活は一汁一菜、ご飯が主でそれに味噌汁と沢庵がつく程度だった。一年間通して食べる沢庵を漬け込むのがこの … 続きを読む
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たまには多摩語り 【多摩丘陵の動物たち】皇室の食卓を賑わせたのか
開発前の多摩丘陵は、種の宝庫。たくさんの動植物の棲みかであった。数は激減したものの、現在でも野生の動物が生き続けている。●タヌキ 雑食で野山の穴にすんでいた。夜行性のため、人目につかなかったが、開発が進み山がなくなると … 続きを読む
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たまには多摩語り 秋祭り
鎮守の森の鳥居の前に2本の長いのぼりが立てられ、ドンドコドンドコ太鼓の音が山間に響き渡れば祭りの始まりだ。村の人たちは、にわかにそわそわし始め、太鼓の音に引かれるようにぞろりぞろりと集まっていく。家々では赤飯を炊いたり … 続きを読む
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たまには多摩語り 多摩川【多摩川がもたらした恵み】
多摩川が幽谷から海辺に至る河川美は古来より人々を魅了し、数々の芸術を生んだ。多摩市指定有形文化財の「調布玉川惣画圖」もその一つで、今から150年以上前に、関戸の名士でもあった文化人相沢伴主によって作成された地誌的な川絵 … 続きを読む
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たまには多摩語り タニシ拾い【農家の貴重なたんぱく源】
谷戸田の水がわずかに温む4~5月になると、子どもたちは桶を持って冬眠から覚めてくるタニシ拾いをした。田植えの前と秋の稲刈りが終わった頃のことだ。ずぶずぶと足の沈む湿田に入ってのタニシ拾いは農家の食卓を飾る貴重なたんぱく … 続きを読む
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たまには多摩語り かいこ【一大産業だった養蚕】
幕末から明治・大正・昭和の初期まで、「養蚕」は多摩丘陵一帯の一大産業であり現金収入の大きな柱となっていた。一ノ宮や日野方面などの平地では水田が多く桑が植えられなかったため丘陵地帯で盛んだった。全国的にも輸出が盛んに行わ … 続きを読む
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たまには多摩語り 堰普請【今も知名で残る大塚の堰場】
稲作りの最初の仕事は「堰普請」だ。苗代を作る前の4月下旬から5月の初旬にかけて、川をせき止め田圃に水を引き込む「堰」を作る。堰普請は米作りには欠かすことのできない作業だ。土を詰めた俵を川に並べ、俵に杭を打ち込んで流れを … 続きを読む
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たまには多摩語り 多摩の竹【養蚕に欠かせない竹】
かつて多摩地方には、いたるところに竹やぶがあった。竹は大変な勢いで根を伸ばす。地中に竹の根が張り巡らされた竹やぶは地盤がしっかりしていることから、「地震が来たら竹やぶに逃げ込め」などと言われる。日本には約150種類の竹 … 続きを読む
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