10月24・25日の2日間、多摩市立鶴牧中学校の1年生男子生徒3名が体験取材を行った。今回は「ブックセンターいとう」本店(八王子市東中野)にご協力頂き、“環境に優しいリサイクル店“を取材した。
本が売場に並ぶまで 鴨志田 雅(記)

ブックセンターいとうの橋本副社長に本が売場に並ぶまでの話を聞いた。買い取った本が売場に並ぶには本の中と外が間違っていないか、などを見て売場に並べる。そのような事がない本は薄めた洗剤を使って少し濡らした布で本を拭き、少女漫画の場合は中を見てから買ってもらうためにビニールをかけずに並べるそうだ。それ以外の本は立ち読み防止のためにビニールをかける。
棚に本を入れる時、日焼けしている、冊数が多いなどの本を抜いて、ドラマ化や映画化した人気のある本は残す。機械的にやるのではなく考えて並べている。
本は1日に千~2千冊持ち込まれ、来店人数は平均50人~100人で連休などはお客さんが多い。人気のある本を「高く買います」というチラシを店頭に置く工夫もしている。
本はこのような工夫がされてお店に並んでいる。
橋本副社長に聞く 森 理史(記)
ブックセンターいとうの主な仕事は本・雑誌・漫画の買い取り販売だ。橋本圭二副社長によると買い取った本や漫画はまずよく拭く。例外的に少女漫画にビニールカバーをつけないのは、主に女性が中身を見て買うことが多いからだ。シュリンクという機械に本を入れると自動的にビニール包装される。少女漫画以外は立ち読みの防止やきれいにして売りたいという気持ちからだ。本棚には売り切れの巻が無いように苦労している。お客様が読みたいと思うものを仕入れておくためには、情報を集めることが重要だ。需要と供給のバランスをとるのが大変だ。流行の本を広告やチラシなどでアピールすると本を持ち込む人が多い。本の持ち込みは連休、年末年始や年度末に多いそうだ。
ブックセンターいとうは喜んでもらえる本を常においておくために工夫や努力をしている。
リサイクルの良さ 星野 寿明(記)
ブックセンターいとうの3階にあるフレスコでは洋服をメインにバッグ、ファッション関係の買い取りや販売をしている。レディースの衣類がよく売れている。お客さんは、女性が7割、男性が3割だ。
フレスコのマネージャーの伊藤さんに仕事をやっていて大変なことや困っていることを聞いた。「競合店が増えているので、お客さんから売れ筋の商品を買い取るのが大変」と言っていた。周りに同じリサイクル店があるとフレスコに売りに来るお客さんの数も減ってしまうからだ。お客さんが今流行している洋服やバッグなどを買う。でも、自分に合わないときや捨てるのがもったいないときに、リサイクル店に売る。そのため、リサイクル店は今流行の商品を新品に近い状態で売ることができる。
リサイクル店はこの利点を活かして、これからも成長し続けるだろう。 071101号掲載
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