8月4日(土)、八王子市南大沢の大平公園で行われた「第25回南大沢夏まつり」に市立柏木小学校(高濱俊光校長)の児童による「七頭舞」がダイナミックに繰り広げられた。
地域の保護者有志の協力により、学校行事の「七頭舞」が昨年から地域のまつりにも登場したという。
七頭舞は岩手県岩泉町に伝わる民俗芸能で神代からの神楽を基本に江戸時代の天保年間に創られた。五穀豊饒、家内安全、大漁を祈願する舞踊と言われる。
荒野を測量しクイを打つ「先うち」の棒、薙刀、太刀、杵など7種類の道具を持ち、烏帽子・袴姿の衣装で太鼓と笛の音色に乗って7種類の踊りを踊る。輪になり向かい合い集合離散する激しい動きだ。
柏木小では民俗舞踊教育に関心のある教諭たちが七頭舞に注目して5年前に学校行事に取り入れた。同校は行事を6年生から5年生に伝える習わしがあり七頭舞は既に運動会の伝承行事となっている。
4日は日差しも漸く傾いた午後6時、踊る6年生の児童23人と共に太鼓・宮崎亘、相原裕介、横笛・高見桂子の各教諭が約15分間の熱演を繰り広げた。
誰もが七頭舞の歴史、持ち物、動きの意味を知りたくなる登場だ。宮崎教諭は「七頭舞は動きが簡単でなく、覚えることが難しい。他の道具の踊りを覚えていくことでさらに踊りの世界が広がっていき、非常に質の高い踊り。子ども達も踊るたびに上手くなり気持も高まっていく」と教育上も先に広がりのある意義を語った。なお同日は南大沢小児童有志が輪になる「花笠おどり」も登場した。070901号掲載
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