稲城市生まれの“明日のチャンピオン”日本ライト・フライ級第5位の黒田雅之選手(川崎新田ジム)が、6月18日ボクシングの“メッカ”、後楽園ホールのリングに登場した。今回の対戦者は日本同級第1位の滝沢卓選手(タキザワジム)で、インターハイ3位の実績をもつ強豪だ。今回の試合の勝者は11月に予定されている日本王座へのトップ・コンテンダーになる、サバイバル戦だ。激しい主導権争いの中で始まった試合は、1R早々に波乱が起きた。黒田選手の左フックがクリーン・ヒットし、滝沢選手が大きく、ぐらついた。あわやKOのシーンだった。その後も、終始、攻勢に出て、相手選手に反撃の隙を与えず、5~6ポイントの大差で17勝目を完勝し、日本王座に王手をかけた。リング上で「勝者!黒田!」がレフリーより“コール”された黒田選手の表情には既に王者の風格が漂っていた。(下野陽一)
100701号掲載
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