住民が育てたホタル  上谷戸

 上谷戸地区は、多摩ニュータウンに隣接しながらも田畑や自然などの景観が保全された地域だ。25~30年前までは地区の中心を流れる上谷戸川にホタルが自然発生していたが、幼虫の餌となるカワニナが減少し、ホタルは見られなくなった。4年前に親水公園が完成し、平成18年地元住民らによる「上谷戸ホタルの会」が発足した。ホタルやカワニナを繁殖させるため、生態系から再現。試行錯誤を重ね、ホタルの里として復活させた。今年は4月15日に飼育箱で育てた幼虫約700匹をもみの木保育園の園児たちが放流。幼虫は5月前半の雨の日に地上に出てサナギから成虫となり、1ヵ月後に飛び始める。
 稲城市では平成20年からホタルの鑑賞期間を設け、昨年は約2万8千人が訪れた。今年は6月4日(金)~13日(日)19時30分~21時まで。5日(土)は若葉台公園でオープニングコンサートが開催される。 100601号掲載
※期間中は駐車場を閉鎖。若葉台駅から徒歩で来場を

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