- 2010-02-01 (月) 18:15
- トップに聞く 《創刊40周年記念企画》
「京王食品」は京王グループの会社で、新宿から京王線沿線の笹塚・桜ヶ丘・高幡・八王子・橋本などに直営店「ベーカリー&カフェ ルパ」や「ブレグラス」23店舗を構え焼きたてのパンを販売している。
1976年の設立で社員は約100人、パートやアルバイトを併せて総数600人を上回る。
南佳孝さん(46)は就任半年ほどの新社長。これまで京王電鉄㈱開発企画部で商業施設の建設やビルの取得・多摩ニュータウンの活性化等に携わってきた。不景気の続く厳しい時期の就任となったが、社長になってからは同業の店舗を見て歩き、試食もしてきた。「パンは好きです。毎日でも買いに行きたくなるような店にするため、豊富な品揃えの魅力とともに、従業員のアイデアも積極的に取り入れ、ルパならでは、ブレグラスならではの人気商品を育てていきたいです」。
南社長は精力的に各店舗を回っている。自らは現場を見て声を聞くことを大切にし、社員には気付いたことや考えを行動に移す「はじめの一歩」の大切さを説いているという。
「ルパ」や「ブレグラス」は全店舗が駅構内か駅前にあり、集客には絶好の場所だ。昨年11月にオープンした「ブレグラス多摩センター店」では、カップに入った、外はサクサク中はしっとりのメロンパンがクチコミで評判となり、1日1400個を売り上げた。
南社長が社内の合言葉にしていることは「お客様の笑顔」。「おいしいパンを食べ、心のこもった接客を受ければ、皆さん笑顔になるでしょう。自分たちの店からたくさんの笑顔が生まれたらいいですね」。
笑顔でソフトに語る社長の言葉には、多様で日々変化するお客様のニーズにしっかり応えていこうという熱い想いと、社員の力を結集し挑戦する経営者としての気概が感じられた。 100201号掲載
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