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多摩ニュータウンタイムズについて
多摩ニュータウンの入居開始を控えた1969年、新しい街の地方紙(地方新聞)として創刊し、以来、多摩ニュータウン及びその周辺地域(多摩市、八王子市、稲城市)の皆様に最新ニュースや生活情報などを提供してまいりました。今日まで読者の方々をはじめ皆様からのご支援を頂き、おかげさまで創刊40周年を迎えました。 今後ともご愛読を賜りますようお願い申し上げます。 配布エリア:多摩ニュータウンの全域(多摩市、八王子市、稲城市)

学園の詩(40) 言葉より実行の響き 若葉総合高校陸上競技部(稲城市)

100101wakabasogo rikujokyogibu 平成22年。新しい年も新しい気持ちで清掃は必ず続ける。それは一期生から受け継ぎ今も陸上競技部23人の生徒たちが自らに課したゴミのない通学路。
 稲城市の都立若葉総合高校(立石武則校長)の生徒は殆どが京王線若葉台駅から登下校する。
 学校の始業は午前8時25分だが陸上競技部の朝は早い。「朝練を7時10分から始めます。駅は6時20分から30分頃になります」。駅から舗道を東へ、鶴川街道の交差点を渡って通学路に入るが途中には階段を上り降りする高さ7~8メートル程の台地がある。学校まで約6百メートル。
 平成17年4月に開校した当初の通学路は廃棄物が散乱し汚かった。6月のある朝、部顧問の柳澤真宏教諭は駅で出会った一期生の一年生部員と通路のゴミを拾いながら登校した。その話から「駅からゴミを拾いながら来ればいい」「汚いと文句を言う前に役立つことをしよう」と陸上競技部の意見がまとまった。
 かつて積雪の早朝には部員が一気に通学路の雪かきをした。いま部員はゴミ袋を携帯しゴミを拾いながら登校する。路傍の空瓶、菓子袋、タバコの吸殻と紙屑も見逃さない。
 3年生の冨澤昇吾、清水晴香、2年の今井明日香、1年の宮崎恭輔の皆さんに聞いた。
 みんな中学から陸上競技を始めたという。「部活は殆ど毎日です」「休日にも8時半から午前中に行います」「一日に男子は20キロ女子は10~15キロを走ります」「簡単な筋トレは各自で腕立て伏せを60秒間」。
 そして陸上競技部が受け継ぐひそかな決意。「学校に足を向ける日は全員が必ず道路のゴミを拾います」「競技場でも練習をする前にゴミを拾ってから走ります」「やると決めたら納得するまでやれば後悔しないと思うので…」。決して多弁ではない話には言葉より実行の響きがあった。 

高校駅伝の健闘

 昨年、若葉総合高校の陸上競技部女子は東京都高校駅伝大会で6位に入賞し、11月21日、48校の強豪が競う関東高校駅伝大会で30位となった。男子は都の大会で惜しくも7位となり6位までの関東大会出場の資格を逃したが、これは共に向上する絶好の位置につけたと言えそうだ。 100101号掲載

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