- 2010-01-01 (金) 9:15
- コラム
「一富士、二鷹、三茄子」縁起の良い初夢とされているが、読者の皆様の初夢はどんなだろう?
桜ケ丘南口商店街にある寝具店『トミー初夢』のウインドーには“寝るが一番”と大書されている。疲労回復、健康の源はやはり睡眠、人生の3分の1は寝ているのだが、私たちはどのくらいふとんに関心を払っているだろうか。
「良いふとんとは寝床環境が湿度50%、温度33℃を保持し衛生的であること」と店主の福島康雄さん。大学卒業後、下着メーカーの大手「ワコール」勤務を経てお父さんが経営していた『トミー初夢』を継ぐ。大企業から個人商店への転身、やるからには生き残りを賭けて“睡眠のプロ”であることを自身に課す。「日本睡眠学会」に入り睡眠生理学、人間工学を学び、個人商店が百貨店や大型SC、通販と対抗していく為の差別化に積極的に取り組んできた。オーダーメイドの和布団、綿の打ち直し・仕立て直し、洗剤を使わず、天然水で洗浄する羽毛布団のリフォーム等により、年間1000枚ものふとんがゴミになるのを阻止、提供する商品も福島さんが納得したものしか仕入れない。素材と寝心地にこだわり、個人のライフスタイルや住環境、体質、感性の違いに心を配り、市内トップクラスの品揃でふとん選びをサポートしている。
また福島さんが宝物と言い、戦力とするものが30年・3200件に及ぶ「顧客カルテ」。より良いふとんを届けるためには履歴がわかること。顧客のライフスタイルやニーズの変化に対応出来るよう、地区別にファイリングされている。プロとして地域の人たちの期待以上の「もの」や「サービス」を提供し「私の街にはこんなお店がある」と自慢してもらえることが集客につながり商店街の活性化にもなる、と商店街のイベントや毎月の清掃デーにも積極的に係わる。街づくり・商店街の活性化にも一家言を持つ。商店街や街区はその街の顔であり、その街の経済と文化レベルのバロメーター。商業活動と街づくりが“住みよく豊かな地域社会づくり”の重要な柱。地域商業とは地域の養分を吸収しそのポテンシャルを基盤に咲く精華である、その華のうるおいがまた地域に寄与していくのだ、と。
今、全国的に個人商店の苦戦が伝えられる中、専門店が自分の専門についてキチンと勉強し自信を持って商品を提供していくことが生き残りの基本だと教えられた。 100101号掲載
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- ここで…~良質な睡眠はいい寝具から~ 「トミー初夢」店主 福島康雄さん from 多摩ニュータウンタイムズ