(あらすじ)
新宿から1時間半、開発から30年のニュータウンに住む元企業戦士の山崎。定年を迎え、初めて気づく街や家族のこと、自分の居場所…。
9月8日、『定年ゴジラ』町内会長役の加藤武さんは武将の印象そのままに現れた。
期待に違わぬ声の大きさ、太さ、明快な言葉がよどみなく流れた。1929年生まれ。11月5日に初日を迎えるこの舞台、役作りへのこだわりや意気込みを語ってくれた。
「台詞は持ち役の言葉である。だから稽古で身体にしみ込ませる時間が欲しい。舞台は歳に関係なくみな同時スタートなのだから…」と語る。
「よく言われる“粗大ゴミ”や“ぬれ落ち葉”などはつらい言葉だが、人は退職しても歳をとっても生きていかなくてはならないというのが、この『定年ゴジラ』のテーマ。 しかし、台本の内容は原作に忠実という印象があり定年問題として素直に取り組んでいる。そして明るい見通しを見つけていくラストには好感が持てる」。
文学座公演 『定年ゴジラ』 ◇原作 重松清 ◇会場 紀伊国屋サザンシアター ◇会期 11月5(木)~14日(金) ◇問合せ ℡03(3351)7265
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