- 2009-10-01 (木) 9:05
- 明日を拓く
多摩ニュータウンタイムズが創刊40周年記念事業として10月3日・永山公民館ベルブホールで上映する映画『永山ウーマンライフ』の制作スタッフとしてプロデューサーを務めたのが越智英輔さん(25歳)。
この映画は越智さんたちが学んだ日本映画学校(川崎市麻生区)の卒業制作作品として撮ったもの。多摩ニュータウン初期に入居し、子育てをしながら社会参加を模索し、地域で福祉のボランティアをライフワークにした一人の主婦の生き方を捉えたドキュメンタリー。スタッフの守谷徳子さん、蓼原大介さん、村上泰信さんの4人は昨年7月から12月まで多摩に通い詰めた。当初は世界最速の多摩市で老人問題・独居、孤独死をテーマにと考えていたところ永山福祉亭に行き着いたという。多摩に来始めた頃は若い人を見かけずさみしい街、という印象だったが、次第に元気な高齢者が元気に活動出来る街、だと知る。
越智さんたちの母校・日本映画学校は故今村昌平監督が1975年に開校した「横浜放送映画専門学院」が前身。86年新百合ヶ丘に移転「日本映画学校」となる。理念は「自己をも含めた人間観察の場」。
現在、校長は映画評論家の佐藤忠男氏。講師陣も錚々たる映画監督、脚本家。輩出した人材は映像の世界のみならず、俳優、お笑いタレントも数多い。2011年には大学となる予定。
越智さんはクリエイティブな仕事に就きたいと、大学を中退し日本映画学校に入り直した。今年卒業、現在テレビの制作会社でAD。小道具の仕込みやロケ現場の手配まで学校とは比べられないスピードで仕事をこなす事が要求される。徹夜になることもしばしば。そうした仕事の中にも自分の感性を活かす事が出来る手ごたえを実感している。
「将来はディレクターをめざしている、テレビは見せたいものが観てもらえる。アンテナを拡げどんなジャンルでもチャレンジして行きたい」。日本映画学校で学んだすべての理論や体験をもとに越智さんの実践は始まったばかりだ。091001号掲載
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