- 2009-09-01 (火) 15:22
- 唱歌のことば今ここに
唱歌「月」は、1910年(明治43年)尋常小学校1年生の文部省唱歌として発表された。
昭和20年代までと長く歌われたが、時代によって漢字を多用した時期とカタカナ主体の時期があった。
月といえば、秋の十五夜。ススキを飾り、芋や梨、ぶどうなど秋の収穫物と、お団子を供える風習が今も各地に残る。旧暦8月15日の満月。国立天文台によれば今年の旧暦8月15日は10月3日、この日に「中秋の名月」を迎える。
平安時代前期に書かれて日本最古の物語とされる「竹取物語」では8月15日にかぐや姫が月へと帰って行く。西洋には満月の夜に血が騒ぐオオカミ男の伝説もある。
1969年、アメリカのアポロ11号が月に着陸し、2人の宇宙飛行士が人類として初めて月に降り立ってから、月に対して抱くイメージが変わった。その後、アポロ計画の月面着陸は6回を数えた。
今や、月での居住施設を含む基地建設の材料として月の砂などの研究も世界中で進んでいると聞く。また先ごろは、宇宙に長期滞在し、無事帰還した若田さんの話もある…しかし反面、失業率の高さや生活保護受給者の増加など、いろいろと大変な時代だ。せめて「中秋の名月」を楽しむ心のゆとりを持ちたいものだ。 090901号掲載
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