- 2009-09-01 (火) 14:37
- コラム
梨はお好きですか?と聞くと、多くの方が連想されるのは「日本梨」だと思います。ほかにも西洋梨や中国梨がありますが、今月は日本梨についてです。
梨はバラ科の果物で、りんごやさくらんぼの仲間ですが、日本梨については「日本書紀」に既に記載があり、登呂遺跡からも炭化した梨の種が発見さています。一般的に糖度の高さは、高い順に洋梨、中国梨、日本梨 と言われていますが、日本梨には糖度以外にも魅力が沢山。その一つである独特の歯ざわりは石細胞(せきさいぼう)によりザクザクと砂の様な感じであることからサンドペアー(砂梨)とも言われています。ザックリしてこそ食べ応えを感じますね。ちなみに西洋梨はとろける様に滑らかなことからバターペアーとも呼ばれます。
青果物は、出始めを早生(わせ)、次に中生(なかて)、終わりの頃を晩生(おくて)と呼び、いつ頃のものかを分けていますが、梨はそれぞれの品種が特に充実した果物です。8月のお盆頃から早生の幸水が出始め、9月頃に中生の豊水、10月以降に晩生の新高(にいたか)へと移りますが、これらは全て日持ちがよいとされる赤梨で、今出ている殆どの品種のルーツである二十世紀は青梨です。いろいろ食べ比べてみるのも楽しいですね。
ちょっと豪華に生ハムと一緒に黒コショウを効かせた醤油ベースのドレッシングでいただくサラダもオススメです。大きめに切って歯応えとジューシーさを楽しみます。 090901号掲載
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- 旬を愉しむ 9月の果物「梨」 シニアベジタブル&フルーツマイスター武田由季 from 多摩ニュータウンタイムズ