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多摩ニュータウンタイムズについて
多摩ニュータウンの入居開始を控えた1969年、新しい街の地方紙(地方新聞)として創刊し、以来、多摩ニュータウン及びその周辺地域(多摩市、八王子市、稲城市)の皆様に最新ニュースや生活情報などを提供してまいりました。今日まで読者の方々をはじめ皆様からのご支援を頂き、おかげさまで創刊40周年を迎えました。 今後ともご愛読を賜りますようお願い申し上げます。 配布エリア:多摩ニュータウンの全域(多摩市、八王子市、稲城市)

創刊40周年記念企画 トップに聞く⑤ 「信頼できる医療をもっと身近に」医療法人社団めぐみ会理事長 田村 豊さん

医療法人社団めぐみ会 理事長 田村豊さん

 「多摩センターで開業したのはかなり偶然でした。三井記念病院に勤務していたが町医者になりたいという思いがありました。イメージは下町の…」。そんな時、知り合いからベネッセビル前の場所を紹介され、平成6年9月2日開業。初日は3人、2日目は2人の患者さんが来院、看護師1人受付2人で細々とスタートしたという。
 開業して15年、多摩センターの本院だけで1日450人、『南大沢メディカルプラザ』『杉並堀ノ内』『めぐみクリニック目黒』などを合わせると1日千人もの患者さんを診るクリニックへと成長した。
 ここで診察した患者さんの多くが先進的な意識を持っていると感じ、まず心掛けたのは可能な限り診療情報を開示すること。「率直に説明する姿勢と診療努力が評価してもらえたのかな、開業してよかった」と振り返る。
 原点にあるものは、地域の方が医療機関に何を求め、どんな医療サービスを提供したら喜んでもらえるかという思い。さらに医療機関に対する要求・要望が急激に高くなっている昨今、開業医一人ですべてを診ることはできない。患者さんは都心の大病院へ診察に行くと1日がかり。もし多摩市内に複数の専門医のいる規模の大きい開業医院があったら支持されるのではないかと考えた。
 田村クリニックの特徴は専門科がたくさん集まった「病院」に負けない医療水準の診療。また年中無休を維持する努力もしている。それは患者さんのニーズにも合い、施設の有効活用にも繋がる。本来医療ニーズ(病気)は時間を選ばない。24時間診療を期待されているがまだまだ難しい。
 これからは、地域の人のがん予防や検診事業の体制を整備し、多摩センターの『田村クリニック健診センター』や『南大沢メディカルプラザ』での乳がん検診にも力を入れていきたいという。在宅診療では内科医中心に8人が現在約150人の往診を行っている。
 診察室で患者さんを待っているだけではなく積極的に地域へ病気についての情報発信活動や多摩センター地区連絡協議会にも加わり、医療講演会をしている。
 そんな田村さんの至福の時間は医大生の娘さんとの束の間の会話だ。 090801号掲載

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