明日を拓く 稲城から二人の宝ジェンヌ

宝塚劇場にて、七生眞希さん(左)と朝央れんさん

 東京・宝塚劇場。6月5日から7月5日、宙組公演、ミュージカル・ロマン『薔薇に降る雨』・ロマンチック・レビュー『Amоurそれは…』が上演された。
 宙組85名の中に稲城市出身の朝央れんさんと七生眞希さん。95期生の新人として華やかな宝塚スターへの一歩を踏み出した。
 『宝塚歌劇』は阪急電鉄創立者・小林一三翁により創られ「清く・正しく・美しく」を理想に、宝塚音楽学校で舞台に必要な技術や礼儀作法を学び卒業した者のみ入団出来る宝塚歌劇団。20人に一人の難関を突破し憧れの舞台に立つことが出来た朝央れんさんと七生眞希さんは奇しくも同じ稲城市出身で、共に宙組・男役に配属となった。稲城から2人の宝ジェンヌ!これは是非とも取材を!ということで東京宝塚劇場に!
 記者の前に現れたお2人は、足はすらりと長く、小顔でキュート、抜群のプロポーション、デビューしたばかりというのにスターのオーラが漂う。月並みですが“志望の動機は?”
 朝央さん「友人が貸してくれたVTRを観て宝塚に憧れ、小学校から習っていたバレーに加え歌のレッスンを。高校一年で中退し受験」七生さんは「モダンバレーを小学校から。高校の時進路を考えた時、ダンスの先輩が宝塚に入っていたのがキッカケ」。“辛いことは?”「先輩はやさしいし、同期とは楽しくやってます。ハードなレッスンもみんなで高め合って、大劇場での初舞台は貴重な経験でした」と口を揃えニッコリ。記者は規律の厳しさとか、先輩のしごきの話を思っていたのですが杞憂でした。
 “今後は?”「夢を叶えられなかった19人の為にも頑張り続けなくては。爽やかな男役になれたら」と朝生さん。七生さんは「踊りが好き、好きなことが仕事になり幸せ。自分が楽しめ、お客さまにも幸せな気持ちになってほしい、お客さまの笑顔をみるとテンションが上がります」。
 宝塚歌劇は今年95周年を迎えた。他のレビュー劇団が活動を停止していく中、長年に亘り不動の人気を集める宝塚、まばゆい衣装とフェアリーなダンサー、華やかで品位のあるレビューは世代を超えて支持されている。2人が入団した今年、宙組のトップスター大和悠河(男役)と陽月華(娘役)が去った。稲城出身の朝央れん、七生眞希がいつかトップスターとなる日が来るよう応援していきたい。「ゴージャスな夢の世界を大劇場で楽しんで下さい」2人からのメッセージでした。 090801号掲載

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