
手前が清武代表
6月15日、稲城・坂浜の高橋一朗さんの水田で小学生と巨人軍の若き2軍選手たちによる田植えが行われ、元気な声が緑豊かな谷戸に響いた。
稲城市立第二小学校(松坂章二校長)の恒例の全校児童による「米づくり体験学習」は地元坂浜の農家や保護者、JA東京みなみ農協の協力を得て続けられており、今年で34年目となる。
5月には1・2年生(41名)がもみの水つけと苗取りを、4・5年生は6月に田植え。10月の稲刈りは6年生、脱穀・もみすりを3年生。12月5日には地域の人たちや農業を営む人たち、と自然の恵みに感謝を込めて児童全員で餅つきを行い、食糧を大切にする気持ちを養う。
学校から児童(4年生・38名、5年生・26名)と選手(23名)は歩いて田んぼに到着。地域協力者や選手紹介、辻内崇伸選手(投手)や関係者の挨拶の後、JA職員から、「植える苗はマンゲツモチという品種です。苗は3本くらいを根元から横に取り分け、2本の指で差し込み、後退しながら、自分の足跡の穴はならすこと、苗1本で丼一杯のご飯が採れます」等説明を受け、いざ!田んぼの泥の中へ。
田んぼに入るのは初めて、という児童や選手がほとんどで「泥が冷たぁ~い」「楽し~い」と歓声があがる。ハードなトレーニングは慣れっこの選手からも「けっこう下半身に来るッス」、巨人軍大型ルーキー・大田泰示選手(野手)も児童から「田植えも上手いんでビックリ」と声をかけられテレ笑い。
清武英利球団代表もペンならず苗を抱え、率先して泥の中で楽しそうに奮闘。
巨人軍では「食」への関心を高める活動に取り組んでおり、小学生たちの「食育」に一役買おうと、キャンプ地・宮崎でも“スクールランチ”を行っているが、今回、シーズン中に選手が農作業に取り組むのは異例の企画。
「秋の稲刈りにも来ます。稲に負けずお互いに成長しましょう」と清武球団代表。
田植えを無事終え学校に戻り、児童らは憧れの巨人軍選手と一緒に給食を食べ、選手たちには稲城・地元野菜がプレゼントされた。「作って下さっている方たちに感謝して食べたい」と児童・選手、共に「食」の大切さを見つめ直す交流会となった。 090701号掲載
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