創刊40周年記念企画 トップに聞く② 大人も楽しめるテーマパークへ

サンリオピューロランド館長 佐藤誠さん

 日本初の全天候型テーマパークとして『サンリオピューロランド』が多摩センターにオープンして19周年を迎えた。
 ハローキティの“かわいい”“なかよく”のメッセージが世界で認知され、日本各地、アジアの国々からも多くの人が訪れるようになった。多摩市もようやくキティ人気で集客を図ろうと、多摩センターを「キティに会える街」とした。
 メルヘンのお城のような建物のゲートをくぐりエスカレーターで1階に下りるとそこは“知恵の木”ステージを取り囲むピューロビレッジ、ここでサンリオハートフルパレード“Believe”が展開される。キティをはじめサンリオのキャラクターたちが身近な生きた存在になり、目前で繰り広げられる華麗なダンスとコスチューム、中国雑技団のアクロバットに、大人も子どももファンタジーの世界にいざなわれる。館内7つの劇場ではクオリティの高いミュージカルが観られる。もちろんキティはじめキャラクターグッズも売られている。
 館長の佐藤誠さんは、「“あなたを愛し尊敬、信頼していますよ”というエクスプレッション(表現)を小さな贈り物に託し友情を育む“ソーシャルコミュニケーションギフトビジネス”から実際的な“コミュニケーション”の場の提供をと、ピューロランドをつくりました」。目指したのはライブエンターテイメント。パソコンや携帯の普及でバーチャルなコミュミニケーション手段に囲まれ、パソコンもテレビも映像がリアルになるほど現実との違和感が増し、バランスをとることが必要となる。“触れない絵”だけでなく“触れる絵”を提供したい。「ピューロはけっしてお子様だけのテーマパークではありません。ミュージカルの演出、音楽、声優や衣装に宝塚はじめ、一流のスタッフを迎え、お父さん方の観賞にも十分耐えうるものにしています。もっと大人の人に来ていただけるよう、タレントと触れ合う“囲む会”や“社交ダンスホールとして館内のレストランを開放”したいと企画しています。男子大学生のパートナーが対応し、ピューロスタッフやキャラクターもお手伝いします。サンリオは社会貢献に力を入れピューロが皆様のコミュニケーションの場として愛されたらと思っています。どうぞお出かけ下さい」。 090501号掲載

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