少子化と学校の統廃合は関係する全ての人々を悩ませる問題だろう◇今月限りで多摩市立竜ヶ峰小学校が閉校となり在校児童たちは新学期から多摩第二小学校に統合される◇しかし稲城市に小・中学校の統廃合はない。昨年4月に1201人と都内最多の在校児童を数えた市立若葉台小学校を始め今年も各校は昨年に遜色のない児童数になりそうだ。また八王子市のニュータウン地域も大きな変動はないようだ◇一方、多摩市では昨年、貝取・豊ヶ丘の中学校が統合し青陵中学校となった。再来年4月には貝取と豊ヶ丘地区の小学4校が2校に統合される◇既に使用する校舎は決まっているが統合2校の校名は未定だ◇当初、教育委員会の校名案は青陵南小学校・青陵北小学校だった。初めて見た時、この校名は中学校と小学2校で青陵学区を形成してまとまりがあるように思えた◇いま全国的に公立小・中学校の一貫教育が広がっている。既に都内品川区では施設一体型をはじめ校舎は別々でも連携型の一貫教育が全ての小・中学校で行われている。公立義務教育の一貫教育は必ず広がって来るだろう◇多摩市にも公立小・中一貫教育が積極的に導入されれば、貝取・豊ヶ丘の学区は推進に適した規模ではないのか◇市民は将来の都市像に学園都市を挙げている。学区のイメージは大切だ◇ただし小・中学校は児童・生徒と同時に卒業生や地域の人々のもの。学校名に寄せる思いは複雑だろう。統合2校の校名は公募となるようだが教育委員会の慎重な対応を見守りたい。(岩木 伸) 090301号掲載
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