元旦を祝うお雑煮は、この地方では大晦日の晩から準備がされていた。大根や里芋などを大鍋で煮こぼしておき、元旦の朝、年男が若水を注ぎ、鰹節を入れ醤油で味付けをした。餅はのし餅を四角に切ったものを焼いて入れた。神棚や仏壇に供えてから家族揃っていただいた。冬至に漬けておいた柚子も刻んで、青のりや七味などと共に出された。昔は多摩では、このように野菜だけのお雑煮だった。 090101号掲載
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