八王子市東中野の愛新覚羅啓仁さん(31)は、清王朝末期の満州国最後の皇帝・愛新覚羅溥儀氏の血を引く中央大法学部の大学院生だ。曽祖父が溥儀氏と血縁にあり、弟の溥傑さん・浩さん夫妻とは北京の紫禁城(故宮)で、よく遊んでもらったという。日中平和条約が結ばれて25年に当たった昨年、「日中友好の架け橋になりたい」との一念で、歴史に翻弄されながら苛烈な時代を生き抜いた溥傑夫妻の生涯は、TVドラマ化され感動を呼んだ。啓仁さんは、「溥傑さんは体の小さい物静かな人でした。夫妻共にとても優しく尊敬できる人柄でした」と回想し、一族に継がれる教訓”仁義礼智信”を身をもって教えられたという。
「中日関係については、互いに譲り合う両国民の理解が必要です。国際協力の在り方が問われているこの時代、憎しみは憎しみしか生まないと私も思います。日本では高齢の人の考え方にしばしば感心させられました。帰国する前に下関の愛新覚羅社にお参りに行きたいです」と穏やかに語る。
「中日関係については、互いに譲り合う両国民の理解が必要です。国際協力の在り方が問われているこの時代、憎しみは憎しみしか生まないと私も思います。日本では高齢の人の考え方にしばしば感心させられました。帰国する前に下関の愛新覚羅社にお参りに行きたいです」と穏やかに語る。
今年3月の卒業後は故郷に帰り、架け橋の一助となるべく国際弁護士を目指す。
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