稲城の女子児童4人が手錠を掛けられ監禁された事件は、大人の欲望が子供を侵食している実相を厳しく露呈したが、わずかに救われる思いの報道もあった◆まず小学校は児童だけで学区域外に行ってはならないと教えていたようだ。いま時これはお仕付ける価値のある仕付けだろう◆手錠をすりぬけて花屋さんに駆け込んだ児童は店の女性に「私たちも悪い」と言ったという。そう、学校の決まりを守らず渋谷での行動などは最悪だ。しかし恐怖に震える子供は奇麗事など言えない。自業自得の生命の危険を心底で感じたに違いない◆この言葉を多くの親は言わない。この子はそれを口走った。正直な子供の内実をかいま見る思いがした◆ところで、いま各地で加害も被害も年少者の生命にかかわる事件が多発している。その度に学校側は「生命の尊さ」を力説しメディアがこれを伝える。いつも同じだ。それでは、これまでに何を教えて来たのか。いや、一体「生命の尊さ」を説くのはどんな教育なのか◆子供の心に響いているのか。身命を犠牲にしても守る事や食料にする動植物の生命をどう説明するのか。苦悩した歴史上の人々、例えばキリストも親鸞も生命自体の尊さなど説いていないと思うからだ。 (岩木 伸)

~ 広告 ~

自家発電工房

関連記事


カテゴリー: 脚下照顧   パーマリンク

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong> <img localsrc="" alt="">