多摩センターにミツミ電機(株)

ミツミ電機株式会社本社(代表取締役会長 森部一夫・従業員2750名・資本金約300億円)が昨年11月に調布市より多摩市鶴牧に移転し営業を始めた。 ミツミ電機は昭和26年の創業。初期の主要生産品はラジオのチューニング部分ポリバリコン。これによりラジオの小型化高精度化を実現させた。国からも表彰を受けたほど画期的なもので、当時は第2のソニーともいわれたという。

 その後も部品メーカーとして高度成長を支え、全世界に数々の製品を送り出してきたが、部品ゆえ私たちが目にすることはあまりない。平成8年には前年比で3割近くも売上を伸ばした。その多くがパソコンに搭載されたCD-ROMドライブである。部品の開発が消費財の新機能開発を左右し、日常生活でエレクトロニクス製品が欠かせない物になっている現在、これからも縁の下の力持ちとして様々な分野に製品を送り出していく企業になるであろう。

 移転は昭和30年代に工場として建てられた本社屋の老朽化、調布と厚木に分かれていた開発部門の統合などが要因となっている。本社ビルでは644名が働き、その中には会社の移転により、多摩ニュータウン住民となった人も。道が広く住みやすいと、新しい街でのスタートは悪くないようだ。
URL:http://www.mitsumi.co.jp/

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