♪おうまのおやこは~♪で始まる馬のお母さんと小馬の唱歌「おうま」。
この歌は小学校が国民学校となった昭和16年(1946)文部省唱歌として初等科1年生の音楽教科書に登場した。文部省唱歌は作詞・作曲を伏せているが作詞は林柳波、作詞は松島彜(つね)だった。
現在は著作権保護期間中のためここでは歌詞の掲載を控える。
「おうま」は戦後も歌われ続け、昭和22年(1947)から平成6年(1994)まで各種の検定教科書に掲載された。その後姿を消したのは、都会はもちろん地方でも馬が身近にいなくなったからだろう。まだ馬が多くいる北海道でさえお産する牧場は決まっているため、馬が親子で歩く姿を見るのは珍しい光景だという。
このメルヘンのような光景がいまここに実現した。
4月28日、稲城市平尾の白井威さん方で、由緒正しい木曽馬の「華ちゃん」に子供が誕生し、新聞各紙でも明るく伝えられた。今、子馬は体重46キロ。まだ母乳を飲んでいる。母馬の名前は「嶺華」。子馬は「愛華」と名づけられ、愛称は「愛ちゃん」に決まった。悲しくやりきれないニュースの多い中、実に明るいニュースだ。晴れた日には、親子で「ポックリポックリ」揃って歩く姿が見られる。子馬の愛ちゃんは皆に愛されすくすく育っていくことだろう。 080601号掲載
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