- 2008-06-01 (日) 12:56
- 明日を拓く
6月は食育月間。今“食べる”ということが難しくなっている時代。「野菜ソムリエ」という仕事はそうした時代のニーズを捉えて生まれたのだろう。野菜と果物、このあまりに身近な食材、でも意外に分からない事、疑問も多い。種類・旬・保存方法・栄養価・食べ方のバリエーション、知っていると思う以上に魅力がいっぱい。その魅力を知れば野菜嫌いの人も食生活が愉しく、豊かになる筈。
武田由季さん(32)、日本ベジタブル&フルーツマイスター協会認定のシニアの資格を持つ野菜ソムリエ。野菜と果物の美味しさや楽しさを理解し伝えることの出来るマイスター以上の資格を持つスペシャリストが「野菜ソムリエ」と呼ばれる。更に「ベジフルビューティーセルフアドバイザー」、スパイスコーディネーター協会認定「スパイスコーディネーター」の資格を持ち、ハーブについても造詣が深い。幅広い知識を活かし食品メーカーのレシピの開発も手掛け、全国の小学校の児童にベジフルティーチャーの出前授業やカルチャースクール等で生活習慣病予防や心身の健康を意識した野菜・果物の摂取量についての啓発・生活の中での食べ方・楽しみ方の提案や講演活動にも力を入れている。
大学は法学部、司法書士事務所で働いた後、結婚。学生時代から知るご主人の体型が変わっていき、「私が何かしなければ、食の見直しを」と野菜ソムリエの講座を受講。野菜をメインの食材に選べば食卓が華やかになることに気づいた。苦手な野菜も旬の物を料理する事でその美味しさを知り、野菜を理解して食べる事の大切さを実感、野菜や果物は身体の内・外だけでなく心にも影響を与える事を多くの人にも伝えたいと思うようになった。
「野菜や果物が好き、沢山食べたい、という人を増やしたい。また料理が苦手…、忙しくて…、という人でも作ってみたいな、と思ってもらえる、美味しくて作りやすいレシピやさまざまな状況の人に合ったレシピを開発していきたい」と微笑む武田さんの綺麗な笑顔に秘めた情熱を感じた。 080601号掲載
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