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多摩ニュータウンの入居開始を控えた1969年、新しい街の地方紙(地方新聞)として創刊し、以来、多摩ニュータウン及びその周辺地域(多摩市、八王子市、稲城市)の皆様に最新ニュースや生活情報などを提供してまいりました。今日まで読者の方々をはじめ皆様からのご支援を頂き、おかげさまで創刊40周年を迎えました。 今後ともご愛読を賜りますようお願い申し上げます。 配布エリア:多摩ニュータウンの全域(多摩市、八王子市、稲城市)

「議員の通信簿」~選挙の判断資料に~  多摩市議会

 4月22日は統一地方選。「国から地方へ」を掲げた3兆円の税源移譲が6月から始まる。国へ納める所得税から自治体に納める個人住民税の方が多くなり、所得にかかる税の半分が地元で直接使われることになるのだ。自治体の質が住民に跳ね返ってくる。財政情報の公開や住民監視と住民参加を進める自治体にするのか、それとも旧態依然の感覚しかない議員や首長を漫然と選び税の使い方を自治体の官僚組織主導の自治体にしてしまうのか。
 それを選ぶのが今回の統一選挙になる。自治体の原点は住民の暮らしを支える公共サービスをつくること。北海道夕張市が財政破綻、4月から財政再建団体となり、住民に多大な負担と困難をもたらした。また連日のように報道される政官業癒着の談合や汚職、自治体職員や地方議員の厚遇など血税が無駄遣いされている。実態を監視すべき議会・議員が有権者から負託された重責やチェック機能を殆ど果たしていない。こうした議員を選出した有権者にも議員や首長の活動や動向の監視を怠ってはならないという責任が問われ、“民度”が計られる。
 多摩市でも市議の改選が行なわれるが、多摩市は6割がニュータウンという構成上、議会・議員への関心が今いち。そんな市民に格好な資料を提供している団体がある。「多摩市議会ウォッチングの会」。議会や行政の活性化にシルバーパワーを注力。パワフルな活動を展開している。H10年より多摩市議会の定例会を傍聴し、そこで見聞した議会の状況を市民に伝える「ニュース」を発行。また年1回「市民シンポ」で行政と議会・議員の評価の意見交換。さらに改選直前に4年間定例会を傍聴した議員の活動を評価し『議員通信簿』として発行。内外を問わず各方面から関心を持たれている『議員通信簿』は今回H15年6月からH18年12月迄の4年間に亘る傍聴で現職26名の議員の公約を点検し、一般質問の中で公約を取り上げた時間を「公約質問率」として数値化し質問の回数と質問時間、余らせた時間、質問に対する行政側の答弁時間を議会事務局の記録から引き出し整理して、①政策提言力②行政チェック能力③議会態度、の視点から評価。また各議員の情報公開度も分かる内容になっている。
 「質問時間短く存在感薄い」「突っ込み不足」「ケータイで離席多い」「やじばかり多い」「品位に欠ける」などと会員が協議し寸評を加え、普段市議会に足を向ける機会のない市民にとって興味深く、投票にヒントを与えてくれる一級の資料となっている。「毎回傍聴席に陣取って作り上げたものです。投票率の向上や市政の改善に鋭意尽力する“良い議員”を選ぶために利用してほしい」と会員は口を揃える。「厳しい苦言・提言が多いためか議員や行政の皆さんに愛されたり、煙たがられたり、時には塩を撒かれたりしています」と代表の牧野順一さん。
※『議員の通信簿』は公民館等で手に入ります。   2007.4.1号掲載

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