- 2008-04-01 (火) 10:31
- 学園の詩
多摩市立多摩中学校と八王子市立柏木小学校で、年度末に発表会が行われた。学校が良くなることは地域が良くなること。各校の「学校事情」はニュースとして今後も取り上げて行きたい。
多摩市立多摩中学校 三浦摩利教諭 教師道場で「道徳の研究」
2月25日の午後、多摩市立多摩中学校(原島久男校長)では「生徒に深く考えさせる道徳の授業」をテーマに公開授業が開かれ同校の三浦摩利教諭が研究発表を行った。
三浦教諭は平成18・19年度の2年間、東京都の「東京教師道場」第一期生道徳部員として自らの授業力向上の研修を重ねて来た。この日はその研究発表。
教職者が学ぶ道場の一期生道徳部員は都内中学校では三浦教諭と他校の教諭の2人のみ。原島校長は「第一期生として三浦教諭を派遣し本校の更なる充実を図っていくことにした」と語るが、三浦教諭の専門は英語。更に手話の指導も広くお馴染みだが、6年前、教職研究の進路を話し合った時に三浦教諭は自ら道徳の途を選んだという。
折からこの2月に発表された新学習指導要領案では道徳の教材充実と指導の中心となる「道徳教育推進教師」の任命などの新しい方向が明記されている。多摩中学校は道徳の主任教諭も健在だが指導要領に先んじて若い人材育成を行っていたと言えそうだ。
三浦教諭は勤労の尊さを軸として研究発表を行った。そして「道徳とは、自分を知り生き方を考えること、道徳を学ぶことは学校力の向上につながる」と意欲を語った。教室には学外の人々も多数出席し「生徒に考えさせる授業」と好評だった。また稲城市教育長などを歴任した多摩市在住の寺沢史さんや多摩市教育委員の青木禮子さんも聴講し、地元の関心を思わせた。
八王子市立柏木小学校對馬京子教諭を中心に 伝統・文化「邦楽」授業の発表会
伝統・文化の理解と実習に取り組む八王子市立柏木小学校(高濱俊光校長)では、6年前から音楽の授業に邦楽演奏を取り入れて来た。
音楽の對馬京子教諭を中心とする指導で、既に4年生からの筝、5年生からの三味線は定着し、昨年度は新しく6年生に和太鼓・鼓の演奏を加えた。
2月25日の午後、この春卒業した6年生77人による『ミニ・コンサート』が同校の体育館で開かれ、参観する多数の保護者や地域の方々の前で對馬京子編曲「越天楽今様」変奏曲・同「百花繚乱」など、和楽器演奏と作法を学んだ小学校の成果を披露した。
また6年生の25人はこれも同校が伝承する民族舞踊「中野七頭舞」をダイナミックに展開した。
文部科学省の学習指導要領は、伝統・文化の尊重として実態に応じ選択するもののひとつに5・6年生の和楽器指導を挙げているが、2月に発表された改訂案では新しく3・4年生も加えた。柏木小学校は新指導要領に先駆けて4年生が真剣に「箏」の作法と演奏に取り組んでいた。 080401号掲載
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