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多摩ニュータウンタイムズについて
多摩ニュータウンの入居開始を控えた1969年、新しい街の地方紙(地方新聞)として創刊し、以来、多摩ニュータウン及びその周辺地域(多摩市、八王子市、稲城市)の皆様に最新ニュースや生活情報などを提供してまいりました。今日まで読者の方々をはじめ皆様からのご支援を頂き、おかげさまで創刊40周年を迎えました。 今後ともご愛読を賜りますようお願い申し上げます。 配布エリア:多摩ニュータウンの全域(多摩市、八王子市、稲城市)

“働いてます”~ゴミ収集作業の日々~「多摩興運」の仕事

080401tamakoun.jpg 4月1日、多摩市でもゴミ減量を目的にゴミ袋の有料化が始まった。この機会に、広くニュータウンのゴミ収集作業に「ご苦労様」の言葉をお伝えしたい。
 いま多摩市では、収集作業を4事業所に委託している。その中で多摩興運(株)は、ニュータウン開発初期の昭和38年、地域を清潔にという地元の要請で「多摩清掃」として発足した創業の歴史を持つ。昭和46年に現在の社名に改称された。
 76人の社員を代表し若手で地元の柚木順一(26)・坂東俊春(26)・鈴木斉昭(24)の皆さんに聞いた。
 濃く日焼けした顔色は日々の作業を思わせるに十分だ。入社の動機は知人の紹介で、いわゆる3K職場だが「よし、やろう」という気持ちだったという。
 朝7時30分出社、朝礼、8時に2人一組で収集車スタート。午後5時まで昼休みを経てひたすら収集。休日は隔週の土曜日と日曜日で祝日は関係ない。
  担当地区の団地、マンション、戸建て住宅などを収集車で回る。ゴミ置き場は数が多く場所も様々で簡単には覚え切れない。「助手として同乗し3ヵ月位で地図を身体で覚えます」。
 住民とは収集現場で会うことは少ないが「まず挨拶を」。これは最初の車で先輩から伝えられる。
 雨の日も風の日も、走行可能なら雪の日も、収集は住民との約束。一番厳しいのは猛暑の夏。コンクリートの照り返しで路上は気温40度以上にもなる。
 「みんなケガはしています」「ビニール袋を掴む手袋が切れることがある」。焼き鳥の串、バラなど植物のトゲ。剪定した細い枝などは手のひらに刺さる。生ゴミの袋の中に割れたコップや剥き出しの刃物が入っていたり、不燃ゴミに紛れたスプレー缶やライターのために収集車が火災を起こしたこともある。
 収集車は収集が済むまで担当地区を一日平均4回、ゴミの多い年明けなどは7回も回る。可燃ゴミ・不燃ゴミ・粗大ゴミは唐木田の処理場、ダンボール・ペットボトル・新聞・雑誌などの資源ゴミは諏訪のエコプラザに運ぶ。夏の生ゴミは異臭との斗いだが「忍耐と慣れです」と言う。放置ゴミとカラスや野良猫の仕業は住民の知る通りだ。
 「収集日の午前8時までにカゴやバケツに入れて下さい」。「有料化の減量効果はどうでしょうか。様子を見ます」。3人の青年たちには、一途に現場で働くプロの姿勢が窺われた。  080401号掲載

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